長い黒髪をポニーテールにまとめ、凛とした顔立ちが特徴の原幕の女子生徒。また喪154での描かれ方でわかるように、加藤明日香と同じく女子の中では高身長という特徴もある。喪154で下の名前が、喪155で苗字が判明した。

初登場～球技大会までは凛々しい感じの少女として描かれるが、その後の放課後の自習にて智子が明日香の胸を触ったのか意識してしまい(喪155)、確認しようにも相手から反論されその度に羞恥を受けるようになってしまう。周りからも夏合宿ではダメ人間扱い(喪175(前編))、二学期にはすっかりバカ扱いにされてしまっている(喪184(後編))。

喪87体育祭の応援合戦で初登場。白組女子応援団¹⁾の中央でポンポンを持って立っている姿が描かれている。

喪148では黒木智子と宮崎さんと同じ通学電車に乗っている。吉田茉咲と同じく、ネクタイを着用していない珍しい人物である。

喪153では伊藤光による回想シーンに登場し、球技大会のソフトボールで3年5組と準決勝で対戦するクラスのピッチャーを務めており、ウインドミル投法による投球フォームなどから小宮山琴美に「完全にソフト経験者」「正直うちの打線じゃ厳しい」等と評価されている。

喪154では所属する3年6組が球技大会で男子バスケットボール1位・女子ソフトボール1位の総合1位となった事を受け、クラスメート(莉瀬)から「風夏 代表者で行ってきなよ」と表彰台に行くように言われるも辞退している。この事から下の名前が判明した。また別のクラスメート(成田美保)が表彰を受けている時には加藤明日香と親しそうに会話する姿が描かれている。

喪155では美保と共に智子らの放課後の自習に加わり、ここで名字が「佐々木」であることと加藤さんと同じく青山学園大学志望であることが判明した。また名前を呼び捨てにしてることから、二人とも加藤さんのみならず楠夏帆とも仲がよいことが伺える。

喪156で電車内で下品な会話をしている智子と麗奈にこの2人なら構わないかと考え、智子に明日香の胸をさわったのかを聞いてみた。しかし智子から「そういうのは人前でいうことじゃ…」と返されてしまい思わず赤面してしまう。尚、16巻裏表紙「理想と現実」でもこの話が取り上げられている。

喪157では3-6のクラス内で麗奈と杏奈の会話から智子が謹慎中である事を知り智子に興味を持つようになる。明日香にその話をするがぞんざいな態度を取られてしまい、更に智子に胸を触らせたのか聞いたところ「そういう話は人前で言う事じゃないと思うよ」と諭されてしまい思わぬダメージを受けている。尤も風夏の考えている通り喪155の智子と明日香のやり取りもまた事実なのだが。

後日、明日香からぞんざいに扱ったことについて謝罪があり、智子が胸をさわってないことを聞かせれガッカリしている。さらに智子が明日香の「毛」を触りたいと言ってた話(喪156ラッキーセクハラ)を聞き、授業中でも「毛」の事が頭から離れなくなる喪160。少しの期間勉強に集中できなくなってたようで、七夕ではその事を短冊に記し吊るしている喪162。

喪174の朝食バイキングの時は尋常ではない量の料理を取って大食いぶりを披露した。喪175(前編)では友人達はおろか、成瀬優からもダメ人間として扱われている。

喪87 喪148 喪153(回想) 喪154 喪155 喪156 喪157 喪160 喪162 喪164 喪166 喪171 喪172 喪174 喪175(前編) 喪175(後編) 喪184(前編) 喪184(後編) 特別編11(高1の画像) 喪189 喪192(後編) 喪193 喪195 喪199(前編) 特別編12 喪202(前編) 喪204(前編)(扉絵) 喪204(中編) 喪204(後編) 喪206 喪207(智子による言及・想像) 喪208(智子の想像・生徒会相関図) 喪209(前編) 喪209(後編) 喪210(前編) 喪210(後編) 喪212 23巻おまけ 喪213(後編) 喪215 喪216(前編)²⁾ 喪216(後編) 喪217(後編) 喪219 喪220(前編)(扉絵) 喪220(中編) 喪221 喪222(中編) 喪222(後編) 夏休み特別編(智子の想像) 喪226(前編) 喪227 喪230(前編) 喪230(中編) 喪231 喪234(後編)

単行本16巻のカバー裏に登場。

単行本17巻のカバー表(表紙)に登場。初表紙。なにやら不安げな表情で腕組みをしている。

単行本23巻のカバー表(表紙)に黒木班映画のキャスト(生徒会副会長)として登場。右手でバットを担ぎながらポーズを取っている。

成田美保 加藤明日香 楠夏帆 莉瀬

黒木智子2年の体育祭当時、原幕の体操服は襟元と袖口の色が学年によって違っており、白黒漫画の表現上、体育祭当時1年生だった智貴達は濃いグレー、2年生だった智子達は黒、3年生だったイケメン先輩は薄いグレーである。よって本項目の女子生徒も襟元の色から喪87の時点では3年生であったと思われる。

喪153の球技大会における回想シーンではこの女子生徒の体操服の襟元の色は薄いグレーではなく黒で描かれているが、智子達3年生だけでなく黒木智貴や井口朱里ら2年生までも体操服の襟元の色は同じ黒で描かれており、体操服襟元の色による学年判別はできなくなった。

最終的に喪154にて3年6組に所属している事が判明し、智子達と同学年である事が確定した。

喪154で風夏の代わりに表彰台に行ったクラスメイトは、喪87の応援合戦にも登場していると思われる(応援合戦時の風夏の左隣りの子)。 球技大会の表彰式で隣にいる事から風夏の友人かもしれない。ただ３－５が加藤さん、智子、小宮山さんの順で並んでいるので単に出席番号順で近くにいるだけかもしれない。

喪155にて普段から仲がよいこと、名前は成田美保と判明した。

３－５が出席番号順で並んでいるとすると、３－６も出席番号順で並んでいる可能性がある。表彰式の際に風夏は加藤さんと会話しており、彼女が最初に並んだ位置から動いてないとすると出席番号は女子の中では比較的最初の方だと考えられる。更に言うと出席番号はあいうえお順なので、位置から推測して彼女の名字はあ行～か行で始まる可能性が高い。

喪155にて名字は「佐々木」であることが判明した。