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喪162

喪162

モテないし願う

基本情報

収録巻 17巻
英題 I'm not popular, so I'll make a wish.
ページ数 14
初出 2019年8月1日

あらすじ

7月7日が近づいた原宿教育学園幕張秀英高等学校では、昨年に引き続き生徒会主催の第2回七夕祭りが開催されていた。黒木智子田村ゆりは、大勢の生徒たちが願いごとを書いた短冊を笹に結んでいる様子を見ながら昨年の七夕祭りについて会話していた。そして、平沢雫内笑美莉佐々木風夏たちも自分の願いごとを短冊に書くが…。

登場人物

名言

七夕に キモビトのキモいこと この上なし(内笑美莉)

明日香の毛について知りたい(佐々木風夏)

補足

生徒会主催の七夕祭りは智子2年次(喪55)が初開催だったが、智子3年次(本話)では「第2回」と記載されていたことから、毎年恒例のイベントとなったことがわかる。また、七夕祭りは当時の生徒会長であった今江恵美が企画したことが明らかにされた(ただし、作中では第1回の今江さん本人のセリフからそのことが示唆されており、彼女と会話していた智子も知ることとなる)。第1回のエピソードについては喪55を参照されたい。

第1回七夕祭りで今江さんが書いた願いごとは「ここにあるみんなの願いが届きますように」(喪55)だったが、第2回での智子は願いごとを「私とみんなの願いが届くように」と書いており、今江さんのものと酷似した内容になっている。ただ面白さを求めて下ネタに走っていた第1回の頃に比べると、智子の中では今江さんの存在が未だに大きいことやそれに伴って心境が変化したことが窺える。

ゆりの回想という形で、2年次の田中真子南小陽美馬サチノリが第1回七夕祭りに参加している様子が描写された。なお、ゆり本人もその場にいたものの興味がなかったからか4人を遠巻きに眺めており、「別に書いても叶わないし」という理由で願いごとも書かなかった。

平沢さんの願いごとがきっかけとなり、これ以降智子は彼女を「雫」と呼ぶようになった。

作中では、智子やあらすじの項目で記載した3名以外にゆり・加藤明日香伊藤光小宮山琴美三家さん根元陽菜清田良典岡田茜の8名が願いごとを笹に結んでおり、それぞれ個性が表れている内容となっている。また、各自の筆跡がわかる貴重なシーンでもある。なお、無記名だったうちの1名については研究ノートの項目を参照。

研究ノート

無記名の願いごとについて

本話10ページに「プロゲーマーになる」という願いごとが書かれた無記名の短冊が描かれているが、願いごとの内容から二木四季が書いたものだと思われる。

生徒会メンバーの女子生徒について

本話で智子に「前の生徒会長(今江さん)が考えたんですよ このイベント」と伝えていた生徒会メンバーの女子生徒は氏名が明らかにされなかったが、文化祭実行委員長を務める涌井美月と特徴(髪型・制服の着こなし方・目なし)が酷似していることから同一人物である可能性があり、その場合は本話が初登場回となることから登場人物の項目に?付きで記載する。

扉絵

七夕飾りの周りに集まる人たち。笹飾りの下に智子、加藤さん、岡田さん、根元さん、ゆり。反対側には真子の手を引く南さん。その後ろに伊藤さんと小宮山さん、紗弥加と井口さん。

扉絵

外部リンク

喪162.txt · 最終更新: by syumote