喪193
モテないしラーメンでも食っていく
基本情報
収録巻 | 21巻 |
英題 | |
ページ数 | 11 |
あらすじ
黒木智子・根元陽菜・加藤明日香・田村ゆりは下校のため校内を歩いていた。陽菜がゆりの空腹に気づき、智子がラーメンでも食べてく?とゆりに聞いた。学校帰りにみんなでラーメンを食べるという憧れや夢を智子は持っていたのである。今晩は家に夕食を用意してあるので、明日にみんなで行こうということになった。
翌日の登校中、智子は少し違和感を感じていた。朝からラーメンを食べるのを決意するのではなく、腹へったからラーメン行くかといったライブ感を求めていたのである。放課後、明日香から話を聞いたという佐々木風夏おすすめの「ラーメン野郎」へ、風夏と内笑美莉を含めた6人はタクシーで向かった。そこに到着した彼女らを待っていたのは、ものすごい量のラーメンだった。風夏以外の5人は完食するために悪戦苦闘した…
店を出た6人は、今車に乗ったらもどしそうなので日の暮れた道を歩いて帰っていた。明日香は智子に気を遣い、もしかして行きたいラーメン屋があったかと聞いた。智子は明日香に気を遣い、今日の店は行ってみたかったから良かったと答えた。そして実はみんなで夜道を歩くのが夢だったと加えた。
登場人物
名言
……ちょっと鳴っただけで凄いうるさい(田村ゆり)
映画からの現実逃避で勉強はかどる(黒木智子)
すげー…まだ食うのか!?風夏【ゴリラ】もそうだがリア充は胃も強いのか!?(黒木智子)
補足
本話で智子たちが「ラーメン野郎」へ向かう際に利用したタクシーの元ネタは、特徴的なフロントグリルのデザイン1)からトヨタ自動車のミニバンである「エスクァイア」(2023年現在は販売終了)だと思われ、作中の描写からハイブリッド車2)の8人乗りであることがわかる。ちなみに「千葉 タクシー エスクァイア」と検索すると、同車を導入している千葉県のタクシー会社が多数ヒットする。
帰り道の橋は喪26でも描写された(構図が一致)。ここでようやくみんなで夜道を歩き、帰途につくという夢がかなう。