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喪26

喪26

モテないし部活を作る

基本情報

収録巻 3巻
英題 I'm not popular, so I'll start my own club.
ページ数 14
初出 2012年9月6日

あらすじ

11月のとある日、ゲームセンターのクレーンゲーム機で大型のぬいぐるみを残飯プレーによって手に入れることができた黒木智子は、帰る途中に秋の終わりを感じていた。帰宅後、智子は自室でぬいぐるみと絡んでみたが、寂しさも感じてしまう。そして翌日のお昼休みの時間にクラスメイトが多いからと言う理由で校舎を飛び出した智子は、文化部の部室棟から声が聞こえてきたことに気付く。智子は部室棟を眺めながら、高校に入る前は何かしらライトノベルに出てくるような部活動に憧れていたことを回想していたが…。

対応するアニメのエピソード

アニメ喪10

アニメでの本話は二学期初日のエピソード(喪19)に組み込まれた関係上、蛍輝祭開催前の出来事とされている。

登場人物

名言

冬だからかな…(黒木智子)

まだこの部での活動は決まってないけど…これから時間をかけて探していこうと思う(同上)

補足

「残飯プレー」とはクレーンゲーム機で前プレイ者の続きを行うことである。具体的には前プレイ者がプライズの獲得までもうちょっと…というところで終了した場合、作中の智子のように続けてプレイを行うことで獲得しやすくなるさま。

本話にてぬいぐるみ(大)がクレーンゲーム機のプライズという形で初登場した。智子に獲得された後は彼女の部屋の新たな住人となっている。原作のモノクロ原稿ではスクリーントーンがかかっているが、アニメではパープルに配色されている。

智子の回想中、「ドグラモグラ」という題名が記されていた本を智子が読んでいた。元ネタは夢野久作の小説「ドグラ・マグラ」から。 表紙も1976年に角川文庫より刊行された上巻と酷似している。

帰り道で部員たちと共に渡っていた橋は、後に3年次のエピソード(喪193)で智子と友人たちがラーメン屋から帰る途中のシーンでもみられる(本話と構図が一致している)。本話では空想内での願望だったが、3年次でようやく願望がかなえられた形となった。

本話にて原幕における新規部活動の申請方法が明らかにされた。詳細は生徒会のページを参照。

研究ノート

本話に登場した舞台のモデルについて

扉絵で智子が歩いている場所のモデルは外部リンクの「Watamote Place」(※下記参照)によると、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校および昭和学院秀英中学校・高等学校神田外語大学1)の間にある緑道で、Googleマップによると、名称は「千葉市 若葉緑道」(美浜区若葉)である。後ろに見えている建物は住友ケミカルエンジニアリングセンタービル

智子がぬいぐるみを持ち帰る場面は千葉県総合教育センター(幕張庁舎)放送大学本部付近。なお、その先にあるイトーヨーカドー幕張店は描かれなかった模様。

扉絵

落ち葉の落ちた歩道で空を見上げる制服の智子

扉絵

外部リンク

※閲覧者側の環境もしくは管理者側の設定によるものと思われるが、現在は閲覧できない状態になっている(2025年8月22日に確認)。


喪25 喪27

1)
前述した外部リンク内の「神田外国語大学」は神田外語大学のあやまり
喪26.txt · 最終更新: by 153.125.80.145