ユーザ用ツール

サイト用ツール


生徒会

生徒会

概要

生徒会長を中心に在校生の立場から本校における各種行事の運営に従事しており、主催のイベント(後述)も行っている組織である。

特徴

作中では生徒会長以外の役職・任期は言及されていないが、後者については3年次で卒業を控えていた今江恵美たちが前期選抜入学試験日の校門付近で受験生を出迎えている描写が見られることから(喪110)、三学期の時点でも任期期間中であることが窺える。また、生徒会長を除くメンバーの総数・氏名は明らかにされていない。

彼らの活動拠点である生徒会室(喪50)の正確な位置は言及されていないが、2年次の黒木智子が体育の居残り補習を終えて帰宅する際に、とある事情から遠回りするために階段を上った直後に生徒会室の前を通ろうとしていた描写(喪50)から、当時の2年生の教室よりも上の階に存在していることがわかる。

在校生への周知事項は「お知らせ」と称された掲示板に掲出されている(喪26)。

部活動を管轄しており、新規部活動の申請も受け付けている。申請の流れは申請者が掲示板に設置されている「部活動申請書」に部活名・活動内容を記入して提出後、生徒会が承認・否承認を決定し、部活申請返答が月単位で掲示される。否承認の場合はその時点で終了となるが、承認された場合は申請者が16時以降に生徒会室まで来るよう指示されている。作中ではぼっちだった1年次の智子が寂しさを埋めるために「日常部」(活動内容は「毎日楽しいことや日々の幸せを見つける部」)なる部活動を申請したが、活動内容不明という理由で否承認1)という結果に終わった(喪26)。なお、本校では同好会活動も存在しており部活動と同様に生徒会が管轄していると思われるが、そちらに関しては詳細が明らかにされていない。

作中に登場した生徒会長2名(今江恵美涌井美月)はいずれも文化祭実行委員長を兼任しており、そのような決まりになっていることが窺える。

イベント

詳細は原幕#学校行事・イベントを参照。

  • あいさつ運動(喪42):今江会長時代に実施。生徒会メンバーが校門そばに立ち、登校してきた生徒一人ひとりにあいさつする。涌井さんの回想では、彼女や次代メンバーもあいさつ運動とおぼしきイベントに参加している模様(喪226(後編)「思い」)。
  • 七夕祭り(喪55162):発案者は今江会長。七夕当日まで中庭に笹を飾り、生徒は用意された短冊に願いごとを記入し、笹に飾る(自由参加)。今江会長時代に実施されたが、好評だったからか翌年の次代メンバーにも引き継がれ、「第2回」として実施された。

メンバー

今江会長時代のメンバー(喪42・55)

涌井会長時代のメンバー(上4名は喪162)

  • 黒髪セミロングの女子(涌井美月(生徒会長))
  • 明るいショートカットで眼鏡の女子
  • 黒髪の男子1
  • 黒髪の男子2
  • 明るい髪でリボンの付いたツインテールの女子(喪226(中編)「気にならない」・226(後編)「おおごと」「思い」)
  • 前分けの明るい髪でベストを着用している眼鏡の男子(喪226(後編)「おおごと」「思い」・229)
  • 明るい髪で前髪が田中真子似の男子(喪226(後編)「おおごと」・229)

※前述通り生徒会長以外のメンバーは氏名が明らかにされていないため、便宜上呼称。

補足

今江会長が退任・卒業後の生徒会長を務めている人物については作中では長らくの間言及されていなかったが、智子3年次の蛍輝祭2日目のエピソードにて文化祭実行委員長を務めている涌井美月が生徒会長を兼任していることが判明した(喪226(中編)「気にならない」)。なお、涌井さんが生徒会長とは明言されていなかった1日目のオープニングイベントに彼女が登場した際に麗奈が「(前略)前の生徒会長はやったぞー!!」という野次を飛ばしており(喪215)、後の伏線となっていた。

次代のメンバーのうち「黒髪セミロングの女子」は涌井さんと特徴が酷似しており、前述通り彼女が生徒会長であることが判明したため、両者は同一人物である可能性が高くなった。詳細は本人および喪162・215・226(中編)のページを参照のこと。

研究ノート

文化祭実行委員会について

生徒会実行委員会は生徒会長および生徒会メンバー(とおぼしき人物)が左腕に腕章を装着して準備・案内などに従事しているが(喪20・229)、他の在校生からもクラス単位で数名が選ばれている(喪186(後編)2) )。ただし後者に関しては腕章を装着しておらず、自クラス以外の準備などに関わっている描写が見られないことから、文化祭実行委員会は生徒会(全般)→在校生(自クラス)の二層構造になっている組織で、双方がそれぞれの業務に従事していることが考えられる。

1)
作中では奉仕部もボランティア部と活動内容が類似するという理由で否承認となり、将棋部が承認された
2)
単行本20巻には前後編がまとめられた喪186として収録
生徒会.txt · 最終更新: by syumote