ユーザ用ツール

サイト用ツール


喪186_後編

喪186(後編)

モテないしプレゼンする(後編)

基本情報

収録巻 20巻
英題
ページ数 12
初出 2021年2月4日(アプリ)

あらすじ

帰宅した黒木智子は、文化祭の企画案を見直したら少し怖くなり、これでいいのかと思った。そして田村ゆり加藤明日香に電話して、それぞれ一年生の文化祭に何をやったかを聞いたりした。

翌日、3年5組の文化祭実行委員を決めることになり、根元陽菜・智子・ゆり・清田良典和田くん岡田茜の6名が就任した。彼らはクラスの出し物を皆から募っていった。自分の案を言い出せずにいた智子に代わり、陽菜が手を挙げ実行委員から一つ案があると皆に告げた。そして智子のプレゼンが始まった。前日以上に緊張しながら智子は皆に向かって話し続けた…

登場人物

名言

2年の時は黒木達と同じクラスだったから実質私も3-5だからよろしく(内笑美莉)

意外と変な人っていっぱいいるな…(伊藤光)

補足

単行本20巻には、前話・本話が一本のエピソードとしてまとめられた喪186として収録された(本話にあたるのは12ページ目以降)。

真子と小宮山は同じバスで通学している(喪147を参照)。

出し物を決めるシーンで、ジェットコースターが候補として挙げられた際に清田くんが「どうやんだよ!?」と大声で尋ねる様子が描かれたが、他校の文化祭では(木製・人力ながら)ジェットコースターを出し物として実現させたクラスが存在する。詳細は喪198(後編)および幕張本郷高等学校の学校行事・イベント#文化祭の項目を参照のこと。

研究ノート

出し物案への投票と根元さんの発言について

文化祭での3年5組の出し物は投票の結果、最多票を獲得して智子提案の「映画」に暫定的に決したが、智子は「ほぼ組織票で決まった感じ」と述懐している。投票数は9票なので前日の予行参加者8名1)が全員賛成に投じたとすると残り1名、あるいは「タコ焼」が0票であることから自己投票できないという考えると智子を除く7名が投票することになるため残りは2名となる。その残り1名ないし2名は、智子プレゼンなので吉田さんが投じたか、ドライブ時(喪182)に映画の話を聞いている二木さんが投じたか、岡田さん絡みで清田くんが投じたか、候補に挙がっている「ミュージカル」提案者が親和性から票を転じたか、全く定かでない。

また得票数は描写の範囲では「映画」9票・「タピオカ」8票・「脱出ゲーム(謎解き)」7票・「メロンパン」と「迷路」がそれぞれ3票・「チュロス・ドーナッツ」が1票・「タコ焼」が0票の計31票であるが、5組生徒は新学年スタート時点で33名(3年5組の研究ノート参照)、2学期時点で32名と推測され(喪185及び前話の研究ノート参照)、所属生徒数はまだ確定していないが、仮に残り2名ないし1名が何らかの事情で投票していないとすると2)、その票の行方次第で「タピオカ」に逆転され、または「脱出ゲーム」を含めた決選投票に持ち込まれるかもしれず、それを踏まえて根元さんは「まだ仮だけど」と発言したのかもしれない。

外部リンク

1)
実際は9名だが、他クラスであり「実質私も3-5だから」と発言した人物は除外する
2)
描写から外れている「ミュージカル」・「カレー」・「焼きそば」・「ジェットコースター」のいずれかに投じていたのかもしれない
喪186_後編.txt · 最終更新: by akamemukan