喪155
モテないし揉む1)
基本情報
収録巻 | 16巻 |
英題 | I'm not popular, so I'll Fondle. |
ページ数 | 15 |
あらすじ
中間考査の結果より、黒木智子の英語の成績が思わしくなかった事から放課後加藤明日香達と勉強する事になる。初日は智子、田村ゆり、根元陽菜、明日香、楠夏帆と一緒に勉強したが、次の日は智子、明日香、夏帆の3人となり途中から佐々木風夏、成田美保の2人が加わり共に勉強する事になる。智子は勉強の疲れから思わずある一言を発してしまうが、それに明日香が反応し……
帰り道吉田茉咲、杏奈、麗奈と出会い、吉田さんが原付で智子を家まで送る事になる。走行中に智子は吉田さんに進路の事を質問し、その答えにどこか安心している様子であった。
登場人物
黒木智子 荻野先生 鈴木くん 加藤明日香 根元陽菜 田村ゆり 楠夏帆 吉田茉咲 杏奈 麗奈 佐々木風夏 成田美保 田中真子(言及のみ) 黒木智貴(言及のみ) 成瀬優(回想) 小宮山琴美(回想) 清田良典(扉絵) 内笑美莉(扉絵) 岡田茜(扉絵) 和田くん(扉絵) 三家さん(扉絵) 快(扉絵)
名言
倫理観0のくせに…!(黒木智子)
黒木さんって子もおかしいけどあすか!!?(夏帆、佐々木風夏、成田美保)
いや このおっぱい重いんだけど(黒木智子)
私もまだ色々決められてないんだ…ゆうちゃんのおっぱいも揉みたいし、吉田さんのおっぱいでもいいし、加藤さんのおっぱいも触りたかったし…(黒木智子)
補足
青山学園大学のモデル、青山学院大学の入学試験は英語の配点が高い。例えば総合文化政策学部のA方式では国語100点、選択科目(地理、歴史、公民、数学のうち1科目)100点、英語150点となっている。その事もあり入学後のカリキュラムでは英語教育を重視している。
智子は田中真子を内心で「ガチレ●さん」と呼んでいるが、本話では「ガチレさん」と呼んでいる。智子の変化なのかただの誤植なのか、単行本化(16巻収録予定) の行く末が注目される。⇒単行本でも修正されていない。
喪146での夏帆との勉強会が実現。風夏の苗字と美保のフルネームが判明した。風夏の志望校が青山学園大学であることと、夏帆の志望校が千葉西大学であることがわかる。
吉田が「麗奈 バイク貸してくんね」と言うコマの背景は国際大通りのイオンタワー、エム・ベイポイント幕張、幕張テクノガーデン(ゲームセンターの位置から推測可能)。
サイバー●ージェントの元ネタはサイバーエージェント。『シティ●ンター』の元ネタは漫画『シティーハンター』。智子の「弟をフ●ックしてもいいよ」の元ネタは映画『フルメタル・ジャケット』。
本喪話が平成最後の更新である。
研究ノート
作中で智子は倫理はゆりの方が点が高いと言及しているが、テストの科目を見ると政経倫理とある事から政治、経済、倫理が1科目になっているようである。今回の中間考査では倫理からの出題だったのかもしれないが。なお、智子と比較して各登場人物の成績は次のようになる(今回判明した分のみ)。
- 加藤明日香:現代文は智子が上だが(古典も智子の方が上である)英語は明日香の方が上である。英語Ⅱは98点、英語Wは100点である。
- 根元陽菜:わずかだが全体的に智子より上である。
- 田村ゆり:智子と同じ位だが倫理はゆりの方が点が高い。
ちなみに高等学校の倫理では文部科学省の指導要綱より、自らの体験や悩みを振り返ることを通して青年期の意義と課題を理解させ、豊かな自己形成に向けて,他者と共に生きる自己の生き方について考えさせる事を目的の一つとしている。例えば「私」や「他人」とは何であるのか、そしてどのような「私」になればいいのか、どのように「他人」と接すればよいのか等。
扉絵
登校時の3年5組の教室。鞄を背負って自分の席へ向かう智子とゆり、3人で話す岡田さんと加藤さんと夏帆、黒板を消す和田くん、二人で話すかっくんと三家さん、教室へ入ろうとする清田くんとその後ろのうっちー。