喪184(後編)
モテないし学校が始まった(後編)
基本情報
収録巻 | 19巻 |
英題 | |
ページ数 | 13 |
初出 | 2020年11月19日(アプリ) |
あらすじ
はっきり言う
登場人物
キャラっぽい台詞
登場人物
評判
校内で佐々木風夏の変な噂が広まり始めた。しかし本人はそれに対し火に油を注ごうとする。
登場人物
本物
久しぶりに平沢雫に会った智子は、リアリティーある性知識を手に入れたくて雫に初体験について聞き出そうとした。その話を聞いた智子は風夏を美術室に呼び出した。そして粘土を使って智子・雫と風夏のバトルが始まった。
登場人物
登場人物
名言
あっ あす… あす… あす… あす… あっ あっ (黒木智子)
夏休みのおかげで私は根元さんの顔忘れてた(田村ゆり)
それだ! これから私はキスのことベロチューと呼ぶぞ!!(佐々木風夏)
頑張れ 負けるな!! イケ!!(同上)
本物の男性器なら鉄のように固い(らしい)から私の「鬼シゴキ」に耐えられるのだが(同上)
なるほど あれがそうか… 手のひらで… あれが 本物【セッ●ス】か (同上)
補足
本話および前話は、単行本19巻には前後編を一本のエピソードにまとめた喪184として収録された。なお、本話にあたるのは9ページ目以降となる。
「マンガUP!」での喪184は、ガンガンONLINE初出時と同じく前後編に分けて配信されているが、「評判」「本物」の二編のみが後編とされており、ガンガンONLINEの構成と若干異なっている。なお、単行本仕様を配信しているためか後編にはサブタイトルは表記されていない1)。
前話のページでも触れたが、ガンガンONLINE初出時に前後編に分けられたエピソードでは珍しく後編となる本話にも、前編で使用された扉絵をベースにしながら変化を付けた扉絵が使用された。内容としては、前編で描かれた4名(黒木智子・佐々木風夏・麗奈・宮崎さん)に加えて、田村ゆり・楠夏帆・加藤明日香・成田美保・内笑美莉・平沢雫・美馬サチ・根元陽菜・岡田茜・南小陽・伊藤光・清田良典の12名が新たに描き下ろされており、前編から見た目の印象が大きく変化している。また、アオリ文(単行本未収録)も前編の「懐かしさを感じる夏休み明け。」から「何か変化を感じる夏休み明け」に変更されたことで、扉絵自体が変化していることを示唆するものとなっている。なお、単行本19巻への収録時には後編仕様のものが採用された。
「はっきり言う」にて智子が加藤さんの名前をうまく発音できなかったことを例えていた「カ●ナシ」の元ネタは、アニメーション映画『千と千尋の神隠し』(スタジオジブリ)に登場する「カオナシ」だと思われる。カオナシは言葉が話せず、常に「あ…」と発しており、相手が欲しいものを土くれから作り出す能力を持つ特徴がある。ちなみに「はっきり言う」の当該シーンをよくみてみると、お面の表情が智子のそれになっていることがわかる。
「はっきり言う」では清田くんが和田くんに向かって「和田さん!!」と心の中で叫んでいた描写が見られたことで、ガンガンONLINE初出時において彼が「和田さん」と呼んだのは席替えのエピソード(喪144)に次いで二度目となる。前回は作者がTwitter(現:X)にてセリフの記載ミスだと言及したことで単行本15巻収録時に「和田」と修正されたが、今回の場合は特に言及されることなく単行本19巻にもそのまま収録されていることから、ミスではなく意図的に記載したことがわかる。
「本物」にて、風夏さんの回想という形で中学時代の彼女が描かれ、部活動は陸上部に所属していたことが明らかになった。
研究ノート
風夏さんの友人の呼称について
本話の「評判」「本物」(後者は言及のみ)にも登場した女子生徒は名字・名前ともに明らかにされていなかったため、本サイトでは便宜上「風夏美保友人」と呼称していたが、彼女が根元さんと初めて顔を合わせた際(喪206)に風夏さんから「莉瀬」と呼ばれている描写を受け、今後フルネームが判明するまでは便宜上「莉瀬」と呼称する。
扉絵
登下校どちらかの校内での風景。それぞれ歩いている智子・風夏さん・麗奈・宮崎さん・ゆり・サチ。会話中の根元さんと岡田さんと二人に気付く清田くん・会話中の夏帆さんと加藤さんと彼女たちの所へ駆け寄る美保さん・円形ベンチに座っている伊藤さん・ベンチに座っている雫・困った表情をしながら佇んでいる南さん・校舎にもたれながら空を見上げるうっちー。
外部リンク
- 喪184後編の感想 - うざっしーのアニメ批評
※リンクが貼られていないブログサイトについては、公開を終了しているため閲覧できなくなっているが(2024年7月7日現在)、当時の様子を残す必要性からリンク先案内は存置とさせていただく。