眼鏡監督
基本情報
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本名 | 不明 |
あだ名 | 監督ちゃん |
初登場 | 喪204(前編) (喪146?) |
肩書き | 高校生 |
家族 | 不明 |
所属 | 原宿教育学園幕張秀英高等学校 2年4組 |
概要
原宿教育学園幕張秀英高等学校の女子生徒で黒木智貴の2年次のクラスメイト。本名が明らかにされていないため、本サイトでは彼女の特徴から便宜上「眼鏡監督」と呼称する。
特徴
髪型は黒髪でボリューム感のあるロング。普段はベストを着用しており、大きなレンズの眼鏡をかけていることが特徴。前述通り本名は明らかにされていないが、クラスメイトの女子生徒(喪210(前編)「投げ銭」)や澤村さん(本編外の登場の項目を参照)からは「監督ちゃん」というあだ名で呼ばれている。
劇の練習中では常に冷静な表情で指示を出しているが、後述する理由から困惑するような表情になることも少なくない。笑顔を見せることはあまりなく、練習の合間に撮影したと思しき澤村さんとのツーショット写真(本編外の登場の項目を参照) においても例外ではなかった。外見からは無口そうな印象を受けるが実際はけしてそういう訳ではなく、クラスメイトに対しても男女分け隔てなく伝えるべきことをきちんと伝えている。クラスメイトは名字・敬称付きで呼んでいる(喪204(後編)「それぞれの思い」)。
2年4組で台本片手に澤村さん共々蛍輝祭の出し物(劇)の練習を取り仕切っており、キャストの演技に納得がいかないと感じた場合はすぐにストップをかけて演技指導を行っている(喪204(後編)「それぞれの思い」)。
スタッフサイドの澤村さんからは練習の進め方や智貴の髪型を王子らしく弄る提案(喪210(前編)「投げ銭」)やキャストサイドの智貴・与田紗弥加からは演技についての提案など、立場上各所より何かと要望されることが多い。澤村さんの提案は劇をより良くするためのものであることから受け入れているが、後者に関しては紗弥加より「智貴の感情を引き出すために姫役の井口朱里と抱き合えばいい」という提案・智貴より「姫の姉役の紗弥加にローキック1)をしたい」という提案を受けたことからもわかる通り無茶な要求ばかりをされており、彼らに対してその都度困惑したり断っているため、内心では「なんかみんな好き勝手言って意外と大変だな」と感じている(喪204(後編)「それぞれの思い」)。
練習の様子を熱心に見学している面識のない上級生からは、練習中にいきなり廊下から大声で「おおい!!2)」と叫ばれる(喪204(前編)「舞台」)・智貴の下の衣装は野球のユニフォーム(パンツ)がいいんじゃないかと無茶な提案をされる(喪204(後編)「それぞれの思い」)・同じく練習の様子を熱心に見学しているもうひとりの面識のない上級生共々3)計160円分の投げ銭を女子生徒(前述)を介して渡される(上記「基本情報」の画像。喪210(前編)「投げ銭」)など絡まれることが多くなってきており、彼女のことは自分自身よりもキャラが濃いメンバーのひとりだと思っている(喪210(前編)「実力者」)。
蛍輝祭前日の練習では全くミスがなかったことを伝えてきた澤村さんに同意し、目の前にいるキャストたちへ「うん みんな演技も上手くなってる」と笑顔で伝え、高い評価をしていたが、その直後に小宮山さんがひとりで拍手していたことに気付くと、澤村さん共々困ったような笑みを浮かべていた(喪213(前編))。
蛍輝祭開幕後は澤村さん・智貴・朱里・紗弥加たちと共に1日目のオープニングイベントに訪れており、紗弥加が出し物のCMに飛び入り参加した際には澤村さんから宣伝を頼んだのかと尋ねられたが、眼鏡監督は「頼んではないけど与田さんが任せてって(言ったから)」と返している。そして紗弥加が智貴と朱里のシーンを大々的にアピールして告知していたことについては澤村さんの質問に対して「(そんなシーンは)ないけど」と明確に否定していた(喪217(前編))。校内発表の本番前に澤村さんの声出しで気合を入れた後は彼女と二人で舞台の袖からキャストの演技を確認していたが、所々で紗弥加に攻撃する智貴の役作りに困惑している(喪217(後編))。
登場回
喪146?(研究ノートの項目を参照) 喪204(前編) 喪204(後編) 喪205 喪210(前編) 喪210(後編) 喪213(前編) 喪217(前編) 喪217(後編) 喪219 喪220(前編) 喪221 喪224(中編) 喪224(後編) 喪226(中編) 喪228 喪233 喪234(後編)
本編外での登場
単行本24巻の表紙 表(カバー下)に澤村さんと共に登場。笑顔でポーズをキメる彼女の隣で台本を開いている。
単行本24巻(紙媒体版)のメロンブックス購入特典のイラストカードに澤村さん・智貴・朱里・紗弥加と共に登場。練習の合間にインスタントカメラで撮影されたと思われる写真には澤村さんとツーショットで映っており、余白の箇所には彼女が書いたと思われる「監督ちゃんと」というキャプションが入っている。
友人
蛍輝祭の劇の練習中やオープニングイベントでは行動を共にしており、前述の呼ばれ方からもわかる通り彼女とは親密な関係であることが窺える。
補足
研究ノート
初登場回について
眼鏡監督の初登場回は喪204(前編)だが、喪146の自習室のシーンでは本項目のキャラと同じ髪型・眼鏡・ベストの女子生徒が2コマ描かれており、こちらが初登場回の可能性もあるため、基本情報および登場回の項目では便宜上喪146も?付きで記載し、当該ページの登場人物の項目にも?付きで記載する。
眼鏡監督の演技との関わりについて
眼鏡監督は智貴へ演技指導を行う際に、それまでの彼の表情を踏まえた上で「もう少しだけ感情込めてもらっていい?」(喪204(後編)「それぞれの思い」)と細かい指示を出していることから彼女の演技に対するこだわりが垣間見えるシーンとなっているが「もう少しだけ」という微妙な匙加減は演劇未経験者にとっていささか難しい感があり、智貴の演技について指摘した際は日常生活の会話ではあまり使用しないと思われる「優しきモンスター感」「輩【やから】」(以上、喪204(後編)「それぞれの思い」)という独特な表現を用いていたことから、眼鏡監督は演劇部に所属4)もしくは演劇経験の持ち主であることが考えられる。