喪228
モテないしアクト
基本情報
収録巻 | 27巻 |
英題 | |
ページ数 | 12 |
初出 | 2024年12月26日(アプリ) |
あらすじ
前話に引き続き、蛍輝祭(文化祭)2日目の様子を描いたエピソード。
今江恵美が黒木智子と会うために吉田茉咲と共に3年5組の教室へ向かっていた頃、2年4組では演劇『シンデレット』の公演が行われていた。王子役の黒木智貴が登場すると、演劇を観に来ていた宮崎さんと大隣凪は笑顔で彼について語り合っており、かよはキスシーンが待ちきれない様子。演劇が進行していく中、シンデレット姉役の与田紗弥加は「演技【プレイ】中の不可抗力」(喪224(後編)1) )によって発生したけがが原因で動きに精彩を欠いていた。彼女の様子が気になるシンデレット役の井口朱里、そして智貴。
バックステージでは紗弥加を気遣う澤村さんに対して、本人は気丈にふるまっていたが…はたして、紗弥加はこのまま終劇まで演技を続けることができるのだろうか?
登場人物
名言
それよりキスまだ?(かよ)
それにさ 例えこれで左足がダメになったとしても悔いはないから(与田紗弥加)
黒木くん あんなんでも友達だから…(井口朱里)
「役を演じる」「劇を成功させる」両方やることはムズかしいことじゃない(黒木智貴)
補足
本話(アプリ配信時)が2024年の最終更新となった。
本話のアオリ文(アプリ配信時のみ)にて単行本26巻の発売日が2025年2月12日2)に決定したことが初告知された。
楓さんは宮崎さん・凪さん・かよさんが『シンデレット』を観に行った時点では髪留めを花柄のものに変えていたが(喪226(中編)「メスガキ」)、その後本話にて彼女たちが戻ってきた時は普段使用しているものに戻している(理由は不明)。
小宮山琴美の発言から『シンデレット』の初演以降の公演では王子のキスシーンが省略されていたことがわかるが(喪221)、本話での澤村さんの発言から脚本が「キスありVer.」と「キスなしVer.」の2パターンあることが判明したことでキスのくだりは没になってしまったわけではなく、状況に応じて使い分けている様子が窺える。