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book☆walker特別編

BOOK☆WALKER特別編

BOOK☆WALKER特別編

基本情報

収録巻
英題

あらすじ

電子書籍サイト『BOOK☆WALKER』(ブックウォーカー1)社)にて行われた投票イベント(詳細は後述)にて第1位だった根元陽菜が主役となり、彼女の過去の出来事及び現在の黒木智子とのふれあいを描き下ろしストーリーで描く番外編。

ある日の昼休み、根元さんは吉田茉咲がベンチで昼寝している様子を眺めていた。根元さんは智子から吉田さんの昼寝の件について事前に聞かされており、その様子を見に来たのだ。吉田さんは自分達と違って目立つ所で一人で寝ていて変だとか、ぼっちに思われるとか考えないんだろうなと感じた根元さんはベンチの近くの中庭で自分も寝転び、腕枕しながら昼寝することにした。初めての体験にドキドキしていた根元さんは、慣れるまで眠れないかもしれないけどやってみてよかった・今までの自分ならこの経験はできなかったと思っているうちにいつしか眠りに落ちていた…。

根元さんは自身が中学3年生だった頃の夢を観ていた。クラス替えで新しいクラスになった根元さんはクラスメイトの男女生徒数名、中でも鎌田さん山口さんと親しくアニメの話をする関係を築いていたが、元クラスメイトのみきちゃんと会話している時に新しいクラスどう?・気が合う女子いた?と尋ねられた時はまぁそれなりかなー・うーん…どうだろうねと答え、みきちゃんが元クラスメイトの男子生徒から告白され、OKするか迷っている話をすると根元さんは嬉しそうに大声で反応し、みきちゃんの背中を押そうとしていた。その夜、根元さんは自宅で学園もののアニメを観ながら、戦いや恋愛ものよりもみんなでワイワイ仲良くしているアニメの方が面白いと感じていた。

後日、鎌田さんと山口さんがとある本を眺めているのに気付いた根元さんが声をかけると、二人から根元さんには見せられない・刺激が強すぎると口ぐちに言われてしまう。二人は更に、本の内容に関して自分達は「腐った奴ら」だから大丈夫だけど、根元さんは「一般人」だから絶対引く・「パンピー」には理解できない世界だと根元さんに言い切った。普段一緒にアニメ話をしている間柄なのに自分だけ二人と違う扱いをされたことに、「一般人って…」と引っかかりを覚える根元さん。放課後、根元さんが男女生徒数名と会話していると二人の話題になった。二人がアニメ本を読んでいる様子を男子生徒が面白おかしく語る中、根元さんは特に何も言わずにみんなと一緒に笑っていた。そして根元さんが下校しようと廊下を歩いていた時、階段付近で二人が何やら会話している様子に気付いたが、その内容は「見下し入ってた」「ブリっ子」という根元さんの陰口だった。「一緒になってすげー悪口言ってた」と言われたことに対して根元さんは、笑顔を崩さずに「私は何も言ってないんだけどな…」と思っていた…。その一件の後、根元さんは仲良しグループで眼鏡を掛けた男子生徒からの告白を断り、女子生徒達からの勉強会の誘いも「今日は塾なんだー」と伝え、断った。そして自宅で学園ものアニメを流しながら受験勉強に励んでいた。

原宿教育学園幕張秀英高等学校に合格し、高校生活をスタートさせた根元さんは1年10組のクラス表に智子の名前があったことに気付き、「もしかしてあの時(喪110)の…?」という思いをめぐらせていると、背後から「ねぇ」と呼びかけてくる女子生徒の声が。その女子生徒は岡田茜で、教室まで一緒に行かない?と誘ってきたのだ。二人は会話しながら教室へ向かい、到着後自分の席に着席した根元さんは「---今度はうまく演【や】る」と心の中で決意していた。そして左隣に智子が座っていたことに気付いた根元さんが声をかけると、智子はしどろもどろになりながら自己紹介したが、智子が受験時に一緒だった女子生徒だと確信した根元さんは、その当時はできなかった自己紹介をあらためて行い、「覚えといてね黒木さん」と付け加えた…。

目を覚ました根元さんは、目の前に智子と岡田さんがいたことに気付く。二人は昼休みが終わるので根元さんと吉田さんを起こしにやってきたのだ。二人のやりとりを見聴きし、嬉しそうな表情の根元さん。すると智子が根元さんに近付きおもむろにしゃがみ込むと何かを眺めていたが、根元さんはパンツを見られていたことに気付き、慌てて隠した。見えていたからと話す智子に根元さんは「見えても見ないんだよ普通は!」とたしなめたが、智子から学校の中庭で腕枕して昼寝するのはアニメに憧れているからなのかと質問されると返事を返さず無言だった。それから4人で教室へ戻る途中に根元さんは智子の先程の質問に触れ、智子の言う通りずっとアニメの学園ものみたいな生活に憧れているので、3年生は日常アニメみたいな生活ができたらなーと思っていると答えた。智子からの「日常アニメみたいな生活ってなんだ?」という問いに対して根元さんは「わからないけど」と前置きしつつ、みんなでワイワイして悪口とかイジメとかない生活かなと答え、今までとたいして変わらないんじゃないのかという智子の更なる疑問には、そうだけど今の方が楽というか演技しなくていいというか、と答えた。そして智子・田村ゆり・吉田さんと仲良くなれたし、今までの世界なら智子と岡田さんが仲良くしていることもありえなかったと続け、最後に「要するに4クールあって主人公が私でみんながいてクロはメインキャラクターの一人みたいな生活」と笑顔で締め括った。智子はそんな根元さんを煽ろうとしていたが、彼女が幸せそうな表情をしているのを見て煽るのをやめようと思うのであった…。

おまけ

登場人物

名言

やってみてよかった 今までの私ならこの経験はできなかった(根元陽菜)

私は何も言ってないんだけどな…(同上)

ーーーー今度はうまく演【や】る(同上)

いつもここでパンツ公開してるよ(黒木智子)

クロの言う通りずっとアニメの学園ものみたいな生活に憧れてるよ(根元陽菜)

補足

あらすじの項目で前述した投票イベントとは、2018年7月18〜30日に『BOOK☆WALKER』にて「もこっちとくっつくのは誰だ!?選手権」のタイトルで開催された単行本13巻発売記念イベントのことであり、エントリーした女性メインキャラクター(田村ゆり・根元陽菜・内笑美莉・吉田茉咲・成瀬優・加藤明日香・田中真子・南小陽・小宮山琴美・黒木智子2)の10名。以上、エントリー順)に投票3)を行い、最多投票数を獲得したキャラクター1名が主役となる描き下ろしストーリー(=本話)がガンガンONLINEに掲載されるという主旨だった。余談だが同イベントは本作品のファンの間で賛否両論を巻き起こし、SNS上でファン同士のトラブルが発生した件に関して作者がSNS上でコメントを発表する事態となってしまった(詳細は割愛)。

智子の原幕入試が描かれた喪110では、左隣の女子生徒が根元さんであるという明確な描写はなかったが、本話にて過去の根元さんが描かれた際に制服・髪型・髪の色が一致したことから根元さん本人であることが確定した。

本話の過去編にて原幕の入学式シーンが描かれた際に智子2年次のクラスメイトとなる人物が多数登場しており、中には現在と外見の特徴が異なる人物も存在する。

本話にて根元さんのセリフに「4クール」とあるが、クールとは放送業界で四半期(3ヶ月間)を意味する用語であり、テレビアニメ鑑賞という嗜好から「一年間」という意味合いで使用したと思われる。ちなみに4クールは週1回放送で休止が発生しない場合、概ね50〜52週換算となる。近年放送されているテレビアニメは1〜2クールで完結する作品が多い(本作品のテレビアニメ版も1クール)。

研究ノート

扉絵

連れ立って歩いている根元さんと岡田さんと清田くん。一人後ろを振り返る根元さん

扉絵

外部リンク

1)
2005年に角川モバイルの社名で設立されたKADOKAWAの子会社
2)
同イベントタイトルからすれば違和感を感じるが、「ぼっちじゃないとねーというあなたのために枠をご用意しました」(同イベントページより引用、原文ママ)とのこと
3)
同サイトに登録未登録者問わず一票を投じることが可能で、更に同サイトで電子書籍を購入したユーザーは追加投票が可能なシステムになっていた
book☆walker特別編.txt · 最終更新: 2018/11/16 20:30 by 126.3.4.186