目次

喪145

モテないし3年のある日

基本情報

収録巻 15巻
英題 I'm not popular, so One day in third year…
ページ数 15

あらすじ

3年生1学期の短編回

浮かぶあの顔

通学中の満員電車内で、黒木智子宮崎さんが出会い挨拶する。その後それぞれある人の顔を思い浮かべる。

登場人物

黒木智子 宮崎さん 内笑美莉(想像)

不意

駅のホームにいた内笑美莉は、入ってきた電車の車内を見て驚く。

登場人物

内笑美莉 黒木智子 宮崎さん

加藤明日香は、根元陽菜を廊下に呼び出し、智子が目をケガした原因を探ろうとしたが…

登場人物

加藤明日香 根元陽菜 岡田茜 黒木智子

3-5メンバー

原宿教育学園幕張秀英高等学校の廊下で伊藤光黒木智貴が偶然出会った。智貴はこの機会に小宮山琴美はどんな人か尋ねてみることにしたが…

登場人物

黒木智貴 伊藤光 小宮山琴美(言及のみ)

紗弥加

光と智貴が話している姿を目撃した与田紗弥加は、慌てて教室に戻り、井口朱里にそれを話した後、さらに恥ずかしい言葉を大声で喋り続けた。

登場人物

与田紗弥加 井口朱里 黒木智貴 伊藤光

狭間

昼休みになった。南小陽は、一人で昼ごはんを食べたくないが、他のクラスにも行きたくないので、前の席の三家さんと一緒に食べようと思ったが…

登場人物

南小陽 三家さん 田中真子(言及のみ) 美馬サチ(言及のみ)

もくもく

田中真子は、いつも田村ゆりに食べてもらっているサンドイッチを、この日は吉田茉咲と智子にも食べてもらいたいと多めに作って来た。3人の感想は?

登場人物

田中真子 田村ゆり 吉田茉咲 黒木智子

伝えたい味

小陽は三家さんから手作りのほうれん草ときんぴらをすすめられて口にした。その瞬間…

登場人物

南小陽 三家さん 美馬サチ(言及のみ) ノリ(言及のみ) マキ(言及のみ)

言えないこと

陽菜はゆりに、以前智子を叩いたことについて聞き出そうとしたが、ゆりは答えなかった。そして授業が終わり、ゆりと智子は二人で下校中にスマホのマンガのアプリのことが話題になった。翌日、登校中に陽菜はゆりと智子を見かけた。

登場人物

田村ゆり 黒木智子 根元陽菜 南小陽 二木四季 織川衣栞(『クズとメガネと文学少女(偽)』より)

登場人物

※この項目では、上記(言及のみを除く)以外の登場人物を挙げる。

楠夏帆(扉絵) 鈴木くん(扉絵) 清田良典(扉絵) 小宮山琴美(扉絵) 智貴友人2(扉絵) 美馬サチ(扉絵)

名言

多分言った!!(根元陽菜)

補足

本話の扉絵は3ページ目(「不意」の次)に配置されており、作品ロゴ・作者名・サブタイトル・最新刊の告知(単行本はサブタイトルのみ)が縦書きでレイアウトされた珍しい体裁となっている。

智子の目は前話(特別編8)の続きで怪我をしたままになっている。

「浮かぶあの顔」「不意」は喪117「密着」の続編的な内容。「不意」にてうっちーから宮崎さんへの愛称が「みやちゃん」と判明した。

「紗弥加」は喪95「おせっかい」「顔以外」の続編的な内容。

「狭間」「伝えたい味」は喪42「手作り」「放課後の音」の続編的な内容。また、「狭間」では本サイトで便宜上「豚の餌さん」と呼称していた人物の苗字が「三家【みけ】」であることが判明した。

「言えないこと」で、本作品の作者が星海社ツイ4で連載していた漫画『クズとメガネと文学少女(偽)』の織川衣栞が登場している。かつて同作品の1巻発売時にコラボマンガ喪女と文学少女」が描かれたことがあり、それの続編のようになっているシーンがある。

ただし、「言えないこと」では智子がゆりに紹介したものはツイ4ではなくアプリに変更されている。そのアプリは本作品も後の2019年4月30日より連載開始することになるスクウェア・エニックス公式マンガアプリ「マンガUP!」がモデルと思われる。マンガを読むために必要なMP(マンガポイント)がHP(ヒットポイント)に変えられているなど微妙に異なっているのは、当時は本作品が連載ラインナップに入っていないことと、本作品の本来の発表の場は同じスクウェア・エニックスでも「ガンガンONLINE」だからであると思われる。

研究ノート

扉絵

昇降口の風景。下駄箱の前にはうっちー、加藤さん、夏帆、鈴木くん、清田くん、小宮山さん、智子、ゆり、伊藤さん、三家さん、かっくん、南さん、サチ。外には智貴、友人2、紗弥加、井口さん、根元さん。

扉絵

外部リンク


特別編8 喪146