喪239(後編)
モテないしまた明日 明後日(後編)
基本情報
| 収録巻 | |
| 英題 | |
| ページ数 | 10 |
| 初出 | 2026年4月30日(アプリ) |
あらすじ
前話より引き続き、佐々木風夏たち3年6組と黒木智貴たち2年4組の蛍輝祭(文化祭)打ち上げエピソード(完結編)。
風夏さんから黒木智子と平沢雫が行った「とある行為」(前話)を聞かされた智貴は表情に出てしまうほど激怒してしまい、二人共「まとめてぶちころがしてやろうか!?」とまで考えていた。彼の様子を目の当たりにした風夏さんが姉を褒めたたえたはずなのに弟である彼が激怒したことについて疑問に感じていると、彼から雫の名前やことの詳細を矢継ぎ早に追及されたことでとある結論を導き出し、笑顔をみせた。そんな二人の会話を眺めていた2-4メンバーも智貴の様子がおかしいことに気付くが、見当もつかないふりをしていた井口朱里の心中も穏やかではなく…。そしてまるで優位に立ったかのような振る舞いをみせる風夏さんは、智貴にことの詳細を教える交換条件として「とある秘訣」を自分に教えるよう持ちかけるのだが?
登場人物
黒木智貴 佐々木風夏 眼鏡監督 澤村さん 井口朱里 与田紗弥加 中村くん 成田美保 莉瀬 岡田茜 清田良典 和田くん 鈴木くん 田村ゆり 黒木智子 内笑美莉 根元陽菜 加藤明日香 楠夏帆 伊藤光 小宮山琴美 田中真子 吉田茉咲 杏奈 麗奈 二木四季 平沢雫(風夏さんの想像および記念写真) 里崎希心(記念写真)
名言
……バカだった!! あいつもその一年も まとめてぶちころがしてやろうか!?(黒木智貴)
手コキへの異常な執着!!?(佐々木風夏)
いや ないだろ ……するものが……(黒木智貴)
帰ったら そこで文化祭は終了だよ(根元陽菜)
ここに残らなくたって 私の中にも映画の中にも文化祭の思い出は残ってるし(田村ゆり)
じゃあ また明日(田村ゆり) 明日休みだよ 明後日片づけでしょ(根元陽菜) じゃあ また明後日(田村ゆり)
補足
智貴が回想していた智子の振る舞いは、高校1年次に自分の不注意から彼が当初志望していた高校に行けなくなってしまったことについてのお詫びの気持ちで、男性経験がないはずの姉なりに弟を気遣った行動である(喪35)。なお、智子のセリフは当時のままではなく、(回想だからなのか)一部相違点がみられる。ちなみに当該エピソードはストーリーの内容から公開当時の本作品において読者からの反響が大きく、原作担当がガンガンONLINEの担当や読者から口々に「クズ」と言われてしまったほどである。詳細は当該エピソードのページを参照されたい。
打ち上げ終了後に生徒の誰かが発した「明日休みでしょ~」は蛍輝祭の代休を指しており(喪236(後編)1) )、本話にてその翌日は後片付けを行うことが判明した。そして、本話終盤の田村ゆりと根元陽菜の会話を読むことで、サブタイトルの「また明日 明後日」の意味が判明する構成になっている。
内笑美莉は大隣凪の一言がきっかけとなって3年4組の打ち上げ会場から飛び出してしまったが(喪239(前編))、本話にて智子と一緒にいた描写から、うっちーが向かった先は宮崎さんやなつが予想していた通りとなった(喪239(前編))。
3-4の打ち上げエピソード(喪239(前編))では楠夏帆の姿がみられなかったが、打ち上げ終了後に加藤明日香と会話していた描写から、夏帆さんも打ち上げに参加していたことがわかる。
本話ラストシーンにてゆりが眺めていたスマートフォンの画像は、一枚目が黒木組映画『こういう青春』のワンシーン(喪216(前編)2) )、二枚目が蛍輝祭閉幕後に里崎希心の希望で撮影した記念写真(喪236(後編)3) )、三枚目は本話にて描き下ろされたものだと思われる。
研究ノート
智貴と雫が出会っていた件について
本話では智貴が風夏さんから雫のフルネームを教えてもらい、女子生徒であることも確認していたが、蛍輝祭2日目に彼をみかけた雫が自分からあいさつに行っており、その際に「私 平沢と申しまして~」という自己紹介も行っている(喪230(後編)「全方向ntr【エヌティーアール】美少女」4) )。これにより二人はお互いに面識ができたはずであり、本話はその時から間もない頃のエピソードであるにもかかわらず、智貴はこの時の様子を思い出すようなそぶりをいっさいみせていない。雫と出会った時の智貴は彼女のことよりも姉が自分の試合をみていたことについて関心を寄せていたふしがあり、自己紹介もフルネームではなかったことから、女子生徒だが別人の「平沢」だと認識していたことも考えられるが、雫は智子やきーちゃんの名前も挙げていたことから姉の関係者ではあることは間違いないはずである。智貴の真意は現時点では不明だが、今後二人が再会した際に判明するのかもしれない。
