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喪236_後編

喪236(後編)

モテないし祭りのあと(後編)

基本情報

収録巻
英題
ページ数 14
初出 2025年10月9日(アプリ)

あらすじ

黒木智貴は体育館で閉会式の後片付けをしている黒木智子を見かけたが、後ろにいた同学年の女子生徒たちが和田くんとの出来事(喪232(後編)1) )についてひそひそ話をしているのを耳にしたので出入口前の階段へ移動し、そこに座っていた。すると智貴の元に根元陽菜が現れた。根元さんは、前述の出来事の当事者のひとりとして注目されてしまうはめになってしまった智貴を気遣うために「でも君は私と違って目立つことが好きなわけじゃないもんね」と伝え、自分に起こった出来事を話したが、内容が内容だったために強い言葉で拒絶されてしまう。彼の態度に不満げだった根元さんはライブイベントの際に智貴が姉に向かって「ねえちゃん!」と呼んでいたこと(喪222(後編)2) )について智子に助けを求めていたと解釈しており、彼女の代わりに姉になろうとしていたのだ。

そして、彼らの元へ平沢雫を伴った里崎希心がやってきた。智子はまだ体育館にいると思うと伝えた根元さんだったが、きーちゃんはそばに置かれていたマクゾーの頭を指して「いえ 私はこの子に会いに来たので」と返した。そんなきーちゃんの目的とは?

登場人物

名言

私も両親にHな音を出す為 Hにフランクフルトを舐めているとこ見られたから…(根元陽菜)

女だからって殴られないと思うなよ(黒木智貴)

すみません 中身はあなたではないです(里崎希心)

……この人 一年で有名な平沢さん!!(坂本香凜)

え? 届かない(心に) (平沢雫)

お前じゃあいつになれねーよ(黒木智貴)

思い出は残していくもの(田村ゆり)

補足

本話冒頭にて和田くんと智貴のひそひそ話をしていた女子生徒2名は、体操服のゼッケンから2年8組の所属であることがわかるが、2年8組の存在については智子の年次も含めて初となる。ちなみに左側の女子のゼッケンをよく見てみると、「6」と書かれた後に「8」へ修正したと思しき形跡がみられる。

マクゾーの中の人である坂本香凜と雫は同学年(1年生)であることが前話にて判明したが、本話にて坂本さんのセリフから雫が何らかの理由によって1年生の間では有名な存在であることも判明した。

本話の智子とゆりの会話から、原幕では蛍輝祭の代休が存在することが明らかにされた(智子1年次では代休についての言及なし)。作中の流れでは1日目は土曜日開催となるので、その分の休みが明後日の月曜日に振り替えられることになる。参考までに原幕のモデルのひとつとされている昭和学院秀英高等学校の雄飛祭(文化祭)も土・日曜日の2日間開催だが、文化祭の代休3)が存在するようで、その旨が同校公式サイトの資料請求・お問い合わせのページに記載されている。

智子が2年次の夏休みに里崎家へ訪れたエピソード(喪60)にてきーちゃんがかつて「プリン」という名前の犬を飼っていたが亡くなってしまったことと、プリンの形見の品である髪留めを大切にしていることが本人より説明されていたが、本話にてプリンの写真(の一部分)が彼女の机の上に置かれていたことで初めて外見が描かれ、髪留めのほかにリボンと首輪も形見の品であることが明らかにされた。

研究ノート

外部リンク

1)
単行本27巻には前後編がまとめられた喪232として収録
2)
単行本26巻には前中後編がまとめられた喪222として収録
3)
ただし同校では普段の土曜日は登校日である
喪236_後編.txt · 最終更新: by syumote