喪232(後編)
モテないし二度目の……(後編)
基本情報
収録巻 | 27巻 |
英題 | |
ページ数 | 10 |
初出 | 2025年5月15日(アプリ) |
あらすじ
引き続き、蛍輝祭(文化祭)2日目の様子を描いたエピソード。「ミス原幕(男の娘)コンテスト」を観覧しにやってきた大隣凪たちは黒木智貴と井口朱里を見かけ、演劇の感想を伝えていた。一方、コンテスト決勝戦の後半パートでは出場者のアピールタイムが設けられ、和田くん以外の3名が次々と個性的なアピールを行っていた。そして、とある出場者の大胆なアクションを目の当たりにした彼は何やら考えている様子だが…?
登場人物
和田くん 黒木智貴 鈴木くん かよ 大隣凪 楓 宮崎さん 井口朱里 与田紗弥加 里崎希心 森さん 川越くん 西川くん 吉鶴くん 涌井美月 二木四季 南小陽 廣畑くん 清田良典 岡田茜 小宮山クラスメイト 二木四季 吉田茉咲 今江恵美 生徒会女子 美馬サチ 島さん? 松田さん? 加藤明日香 黒木智子 加藤明日香の友人(ラインのメッセージ)
名言
……アレしかないかな(和田くん)
2年のくせに何 和田に手出してんだ! 2つの意味で!!(鈴木くん)
高校生として不健全行為を行ったので 規定により和田くんは失格とします!!(涌井美月)
補足
本話にて「ミス原幕コンテスト」決勝戦に出場している残り2名の男子生徒の名字が「川越」「吉鶴」であることがそれぞれ明らかになったことで、決勝進出者全員の名字が確定した。ちなみに原幕の教師にも「川越」姓の人物が存在しており、本編にはこちらが先に登場している(喪163「こはるちゃん①」。ただし言及のみ)。
和田くんは智貴に対してとある行為を行ったためにコンテスト司会進行の涌井美月より失格が言い渡されたが、「規定」については作中で言及されていないことと、同じく司会進行の森さんが困惑気味に「なんの規定?」というセリフを発していたことから、和田くんの失格については涌井さんの独断である可能性が高いと思われる。
加藤明日香の友人は成瀬優の友人(明るいツインテール)より「来るって言ってたけどまだかな?」と言及されていたが(喪230(後編)「悪魔的発想」)、本話にて原幕に到着したことが判明した。なお、彼女についての推察は研究ノートを参照。
単行本27巻には喪232として収録されているが(前話のページを参照)、ガンガンONLINE初出時の本話にあたる内容は11ページ目以降となる。
研究ノート
登場人物の名字の由来について
「ミス原幕コンテスト」司会の森さんおよび決勝戦出場者の川越くん・西川くん・吉鶴くんの名字の由来となったマリーンズ選手・元選手はそれぞれ森遼大朗選手(育成)・川越英隆氏・西川史礁選手・吉鶴憲治氏であることが考えられる(このうち2025年シーズンの時点で現役なのは森・西川両選手)。なお、前述した川越先生の由来も川越氏だと思われる(喪163のページを参照)。
登場人物の方言について
本話ラストで加藤さんの友人が「今来たけど 原幕の文化祭エグすぎへん?」という語尾が関西弁になっているラインのメッセージ(と動画)を加藤さんへ送っているが、彼女の初登場エピソードである幕張本郷高等学校の文化祭編(喪198(後編)1) )では終始標準語で会話していたことから唐突感が否めないものとなっている。関西出身である可能性も考えられるが、彼女に関しては本名含めたパーソナリティが明らかにされていない点が多いため、今後の展開に期待したい。余談だが智子も関西弁を口にしている描写がしばしばみられるが、こちらについても理由は明らかにされていない。「~へん」についてはこちらのサイトも参照