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喪95
モテないし秋の終わり
基本情報
収録巻 | 10巻 |
英題 | I'm not popular, so It's the end of autumn. |
あらすじ
2年生秋の終わりの短編回。
気になる建物
朝、黒木智子と田村ゆりと吉田茉咲の三人で登校中に突然、吉田さんが前日原付で走行中に「変な……UFOみたいな建物」を見かけたという話を始め、いたく興味を示していた。すかさず智子は「普通に…ラブ」とUFOの正体を明かそうとするが、吉田さんの夢を壊したらかわいそうと思うゆりに制止されるのであった。
印象
引き続き三人で登校中、自販機を見かけた智子はつい、いつものクセでつり銭あさりをしてしまう。必死にごまかそうとする智子だったが、ゆりは智子のことはわかっているし、もしそうだったとしても別に変だと思わないと冷静に返し、吉田さんも同意したことで胸をなでおろす智子。ところが、智子はその後の授業中になってあることに気付いてしまう。
おせっかい
廊下で智子を見かけた井口朱里と与田紗弥加。井口さんから智子が黒木智貴の姉だと聞かされ、もう恋のライバルじゃないと認識した紗弥加は積極的に智子に声をかけた。遠慮がちな井口さんだったが、智子からちんちんの話題を振られたことで真っ赤になりながら半泣きになってしまう。ところがその様子を見ていた紗弥加がヒートアップしてしまい、会話がとんでもない展開に…。
顔以外
恥ずかしさでいたたまれなくなった井口さんに紗弥加が謝っていると、前方から智貴と中村くんがやってきた。智貴の顔がまともに見れない井口さんだったが、ここで避けたら変だと紗弥加に言われたことで智貴の顔を見ずにあいさつしようとする。ところが、井口さんの視線の先に見えたものとは?
やけに詳しい
判明
月曜日の日課
放課後、クラスメイトの様子を見ながら「みんな色々忙しいなー… 私も今日は忙しいけど…」と思った智子はコンビニに寄り道し、月曜日発売の週刊少年雑誌を手に取った。
冬の気配
何冊もの週刊少年雑誌を読み終えた智子がホットコーヒーのレギュラーサイズを手にしながらコンビニを出ると、そこには冬が近付き、暗くなりつつあった空の光景が広がっていた。注文を店員に覚えられていた智子はある心配をする。
登場人物
名言
吉田さんわかってないし夢こわさないであげよ(田村ゆり)
むしろガキ【それ】を作る場所だけどな…(黒木智子)
ああー別にもう黒木さんのことわかってるし別にそうだとしても変に思わないけどね(田村ゆり)
えっ!? 私ってつり銭パカパカしてそうなイメージだったの!?(黒木智子)
純粋に智貴くんのちんちんが見たかっただけです!!(紗弥加)
もう死にたい!!(井口朱里)
店員に覚えられてたな…… 立ち読みコーヒー野郎とかあだ名ついてるかもしれん…(黒木智子)
補足
上記「ああー別にもう黒木さんのことわかってるし~」はゆりが智子についていろいろ知る事によりこの認識は変化する(喪124 喪127 喪136)。
また、ゆりと真子が何らかの委員会に所属していることがわかる。
与田紗弥加の下の名前が判明。智子とははじめて会話した(喪25で顔を合わせているが直接の会話はない)。
杏奈と麗奈の共通の知人として「カズ」と「レイナ」という人物がいることがわかる。
快のシルエットがはじめて登場する。