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鈴木くん

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鈴木くん

基本情報

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本名 鈴木(すずき)
あだ名   鈴木くん
英語表記 Suzuki
初登場   喪19
肩書き   高校生
家族 
所属 原宿教育学園幕張秀英高等学校
1年10組
2年1組
3年5組
岩瀬周平
名前の由来 鈴木大地 (野球)

概要

原宿教育学園幕張秀英高等学校の男子生徒で黒木智子の1・3年次のクラスメイト。本作品の初期より登場しており苗字も後に判明したが、3年次のエピソード(喪163「こはるちゃん②」)で苗字と顔が一致し、本人であることが確定した。名前は明らかにされていない。

特徴

茶色系(単行本23巻表紙)のショートカットと端正な顔立ちが特徴。リア充グループでは清田良典よりもわずかに背が高く(喪125)、男子生徒の中でも高身長の部類に入る。

制服の着こなし方はシャツとカーディガンの組み合わせが定番で、男子生徒の中では珍しくネクタイを着用しないことが多い(喪122125207など)。

性格面では、1年次二学期の席替え直後に冗談で「やべー周りうぜー奴多い」と発言する(喪19。上記「基本情報」の画像)・3年次の遠足で仲違いした根元陽菜岡田茜がグループを離脱した際には「うぜーなあいつら こんなとこでケンカしてんじゃねーよ」と不満を口にする(喪125)・和田くんマロを撫でている様子を見掛けた時は不機嫌そうな表情で「なんだこの犬」と尋ね、清田くんからマロの素行を説明された後に「まじか変態犬か…つーか飼い主が変態なのか そんなの仕込んで」と発言する(単行本17巻おまけ「飼い犬」)など口の悪さが目立ち、遠足時のくだりからは気が短い様子も窺える。

その一方で、2年次にひとりだけ違うクラスになったことについて清田くんから「戦力外だけどな」と茶化された際に「俺だけ2-1に選抜だっつーの」と言い返したり(喪97)、3年次の球技大会では全競技終了後の表彰式でクラスの代表として総合3位の表彰状を授与されていた清田くんに向かって「おい! (サッカーで)一回戦負けした奴がなんで代表面してんだよ」と辛らつなツッコミを入れており、その後も「ひっこめー」と野次を飛ばしていた(喪154)など、親しい友人に対しては子どもっぽい一面も見せている。 

友人の清田くんや和田くんと異なり、仲の良いグループ以外の女子生徒へ自分から話しかけている描写が見られず、例えば智子に対しては1年次の席替え時(喪1923特別編2)や2年次に学食で同席した際(喪97)に一度も会話しなかった。また、南小陽に対しては興味がないからなのか3年次の遠足では目の前にいたにもかかわらず「もう男4人で回らね?」とまるで存在を無視するような発言をしていたが、友人(美馬サチ)が日本史Aの教科書を忘れたので貸してほしいと頼まれた時には「ん?ああまぁいいけど」と反応しつつも快く貸しており(喪163「こはるちゃん②」)、全く嫌っているわけではない。

スポーツが得意かどうかは不明だがそれなりに身体能力は高いようで、3年次の清田・岡田班の映画撮影では飛んできたサッカーボールを左足で軽く蹴り上げ、続けて和田くんへ右足でパスしている描写が見られる(喪210(中編)「お祭りさわぎ」)。

高校卒業後の進路については明らかにされていない。

高校1年次の鈴木くん

1年次は10組所属。清田くん・岡田さん・根元さんたち(智子が認識している「リア充グループ」メンバー)の友人で、二学期の席替えでは彼らと近い席になり、笑いながら軽口を叩きあっていた(喪19)。智子の左隣でもあるが、前述通り特に会話をしている様子は見られなかった(喪19・23・特別編2)。

高校2年次の鈴木くん

2年生に進級し、1組所属となった(喪97)。清田くんたちとはクラスが別々になってしまったが疎遠になったわけではなく、放課後に岡田さんや大松さん1)と会話していたり(喪50)、清田くん・岡田さん・根元さんと一緒に学食に訪れる(喪97)など、彼らとの交友は変わらず続いていることがわかる。

高校3年次の鈴木くん

3年生に進級し、所属する5組では智子・清田くん・和田くん・根元さん・岡田さん・岡さんの6名と再びクラスメイトになった(所属クラスはゴールデンウィーク前の全校集会で5組生徒が整列している中、清田くんの後ろにいること(喪137扉絵)・席替え後の座席表に苗字が記載されていること(喪144)で確認できる)。これまでと同様に、クラス分け直後に会話していた(喪122)清田くんや和田くんと行動を共にすることが多い。

遠足では当初男女8人グループで回る予定だったが、根元さんと岡田さんが仲違いの末にそれぞれ取った行動に対して不快感を示し、その場に南さんがいたにもかかわらず男子4名で回ることを提案した。その結果、彼女たちの行動に困惑した様子を見せていた清田くんも同意せざるを得ず、男子グループと女子グループで別行動することになってしまう(喪125)。鈴木くんは二人の行為に不快感を示しながらも彼なりに心配していたようで、本音をぶつけ合って仲直りした根元さんと岡田さんが男子グループと再合流した際に、根元さんに「どうする?今から一緒に回るか」と声をかけている(喪130(上))。最終的には男女グループが復活し、途中離脱した南さんを除く7名で回ることになった(喪130(上))。

球技大会では大会中の様子は描写されていなかったが(同じく描写がない男子バスケットボールに参加していた可能性がある)、全競技終了後の表彰式でクラスの代表者として総合3位の表彰状を授与されていた清田くんに向かって辛らつなツッコミを入れており、その後も野次を飛ばしていた(喪154)。

荻野先生より「智子と吉田茉咲に謹慎処分が下された」という報告を受けた後は友人たちと集まり、マンガを介して智子と関係があった和田くんや清田くんが謹慎について会話しているのを横で聞いていたが、清田くんが「それだ!二人にマンガ雑誌差し入れすんべ」と発言した際には「刑務所かよ」とツッコミを入れていた(喪157)。

蛍輝祭の準備編では当初、清田・岡田班映画の『バカッコイイ日常。』にスタッフとして参加していた(喪207)。三家さんからの差し入れが原因で多数のスタッフ・キャストが体調不良で欠席してしまう事態(鈴木くんは無事だった)が発生したことで人員が不足し撮影に支障が出る状況まで追い込まれてしまった時は、二木四季が友人関係であるクラスメイトの廣畑くん・南さんや他クラスの杏奈麗奈柿沼くん2)に依頼し補充要員として手伝ってもらうことを提案したが、岡田監督が後者の参加について疑問を呈した際には笑顔でとりなすように「緊急だしよくね?」「和田が女役やってる状況だし」と声をかけている(喪210(中編)「お祭りさわぎ」)。また、鈴木くん自身もキャスト側に回り、欠席した男子生徒の代役として出演することになった。

登場回

本編外での登場

単行本13巻のカバー裏に登場。清田くん・加藤明日香・岡田さん・南さん(彼女からは笑顔で肘打ちされている)たちと一緒に遠足を楽しんでいる様子が描かれている(「理想」)。

単行本15巻の表紙 表に登場。 教室のベランダで清田くん・和田くんと会話しているシーンが描かれている。

単行本18巻特装版小冊子の描き下ろし特別編「世界から男が消えたなら」に登場(言及のみ)。特別編の世界では清田くん共々突然いなくなってしまい、岡田さんが二人を捜していた。また、本話では岡田さんから「鈴木」と呼ばれていることが判明した。

単行本22巻の表紙 裏に登場。さわやかな笑顔を見せつつ『バカッコイイ日常。』に登場する紙の束を抱えている和田くんの隣でペットボトルを手にしており、撮影合間のオフショットを連想させるようなシーンが描かれている。

単行本23巻のカバー表(表紙)に登場。初表紙。髪の色が茶色系であることが判明した。岡さんの代役を務める和田くんと共に黒髪男子の代役として、険しい表情をしながら目の前でスマートフォンを構えている二木さんからの指示を聞いている様子が描かれている。

友人

補足

研究ノート

苗字について

前述の通り、作中では鈴木くんだと判断できるカットは後述する描写までは存在しなかったが、テレビアニメ版の喪10で公開された1年10組の座席表では「鈴木」と記載されており(原作にあたる喪19では記載なし)、席の位置も原作と同様だったことから当該人物の苗字は「鈴木」の可能性が高いと思われる。

⇒南さんの台詞(喪163「こはるちゃん②」)から苗字と顔が一致し「鈴木」であることが確定した。なお、本記事では新規作成時のいきさつおよび本項目の内容に則り、便宜上確定描写以前の内容に関しても「鈴木」と呼称している。

根元陽菜との交友関係について

上記喪125の遠足回で、これまで仲が良かった根元さんと清田くん・岡田さんの関係性が変化していると覚しきシーンが散見される様になったが、鈴木くんも遠足の時に根元さんと岡田さんがそれぞれ取った行動に対して、咎めたり理由を尋ねる様なことはいっさいしておらず(ただし清田くんの前で不快感は示していた)彼女と鈴木くんとの関係性の変化が暗示されていたが、前述通り根元さんが再合流後は気を遣う様に一緒に回るかと声をかけていたため、根元さんの変化に対して関係を終わらせるのではなく、状況を静観していた可能性もある。

1)
2年次のクラスは不明
2)
彼のみ所属クラス不明
鈴木くん.1695245943.txt.gz · 最終更新: by syumote