特別編19
特別編(ガンガンONLINE初出時)→特別編19(単行本25巻収録時)
基本情報
収録巻 | 25巻 |
英題 | Special chapter 19 |
ページ数 | 4 |
初出 | 2024年6月13日(アプリ) |
あらすじ
黒木智子と田村ゆりは教室のベランダで会話していた。そして智子が整形についての話題を振り、ゆりに「周りでもし整形する人がいても止めるのムズいよね?」と伝えたところ、彼女は「私なら止められるけど」と返すが…?
登場人物
名言
「面白」いのでやってくるのずるい 止められない(田村ゆり)
悪【キモ】いところも良【キモ】いところも黒木の個性(内笑美莉)
補足
本話のサブタイトルはガンガンONLINE初出時では「特別編」のみで、本サイトでは他の特別編と区別するため便宜上「特別編20(仮)」と呼称していたが、単行本25巻で「特別編19」と確定した。また、ガンガンONLINE初出時の掲載順は喪222(後編)の次話扱いとされている関係で、ガンガンONLINEのエピソードリスト(バックナンバー)の本話の項目に「※単行本25巻収録」の注釈が追加された。
本話は無料公開されているが、その理由については明らかにされていない(無料公開についての考察は研究ノートの項目を参照のこと)。
本話はこれまでの特別編(13「会話と話題」・16「雨」1) )にもみられた、智子とゆりの会話が中心となるエピソードであるが、過去の2エピソードと異なる点としては副題が付与されなかったことが挙げられる(単行本収録時の追加もなし)。
内笑美莉の整形イメージに記されている「ハイフ」とは、熱エネルギーを用いることによって皮膚を傷つけることなく肌のたるみ改善やハリの低下に効果があるとされている施術のことで、クリニックでは「医療ハイフ」・エステサロンでは「エステハイフ」と称されている(両者の違いなどの詳細はこちらのサイトを参照)。ちなみに、施術料金は各施術箇所や使用される機器類などによって異なる。
本話のアオリ文にて、単行本25巻の発売(2024年7月11日予定)が初告知された。
研究ノート
本話が無料公開された理由について
これまでに特別編が無料公開された例としては特別編172)が挙げられるが(詳細は当該ページを参照)、本話のケースも同話と同じく「作者の何らかの事情で本編が公開できず、お詫びとして特別編(本話)が公開された」ことが理由として考えられる。
様々な元ネタ
智子の高い鼻は福本伸行による『賭博黙示録カイジ』の影響。絵が描ける安藤、初芝(喪9、喪122)の元ネタでもある。
智子の巨乳、麻雀は小林立(りつ)による『咲-Saki-』(喪23のステルスモコ、喪214(後編)のクイズの元ネタ)の原村和などを示唆している。
ゆりのスプリットタンの元ネタはおそらく金原ひとみによる『蛇にピアス』。映画化された作品。ゆりは映画好きなので観たことがあるのかもしれない。
内の発言、「整形ダメ絶対」の元ネタは薬物乱用防止標語、「ダメ。ゼッタイ。」(キャンペーン運動)。
カラコン 水光ブラウン ちゅるん系、ヒアルロン酸(鼻)、口角挙上とM字リップ形成術、ハイフ(アゴ)、肩ボトックスは、韓国の美容整形や流行を示唆していると考えられる。特に最初のカラコンは韓国の影響。喪221も韓国ネタである。