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柿沼友人2

柿沼友人2

基本情報

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本名 不明
あだ名   チビ
英語表記
初登場   喪67
肩書き   高校生
家族  不明
所属 原宿教育学園幕張秀英高等学校
2年4組

概要

原宿教育学園幕張秀英高等学校の男子生徒で黒木智子の2年次のクラスメイト。本名は明らかにされておらず、柿沼くんの友人であることから、本サイトでは便宜上「柿沼友人2」と呼称する。

特徴

黒髪で逆立っているオールバック風の髪型と広いおでこが特徴。

友人でグループメンバーの廣畑くん柿沼友人3と同様、目が描かれたことが一度もない1)(本作品のモブキャラクター共通の特徴でもある)。

身長のデータは明らかにされていないが、作中の描写から身長は159cm(単行本18巻特装版小冊子)の二木四季とほぼ同じくらいであることがわかる(喪230(中編)2)「取り込まれる」)。また、グループのなかでは一番小柄な体格をしていること(喪67ほか)もあってか、一部の女子生徒から陰で「チビ」と呼ばれたこともある(後述)。

制服のネクタイは友人たちや大多数の在校生と同様、首元で緩めている。ベストやカーディガンは着用していない(喪67ほか)。

オタク趣味を持っており、2年次ではクラスメイトかつ同好の士である柿沼くん・廣畑くんとは友人関係でグループを組んでいる。学校での日常生活では彼らと授業の休み時間やお昼休みの時間に携帯ゲーム機で遊んだり(喪67)、アニメの話題で盛り上がっていること(喪68「空気①」)が多い。

3年次より交流を始めた二木さんがゲームセンターに現れた時は声を掛けつつ顔を赤らめていたり、ダンスゲームをプレイする彼女の様子を後ろから眺めていた時に、彼女のスカートが今にもめくれそうな状態になると友人3と共に目をそらしており3)、共に眺めていた南小陽からツッコまれてしまった際に焦るようなリアクションをみせていたことから(喪188)、異性に対する免疫は少ない様子が窺える。

2年次のクラスメイトだった美馬サチノリマキのグループからは陰で「ある種iの男子」「あのオタク達」(喪189)と呼ばれ馬鹿にされており、友人2は「チビ」というあだ名を付けられている(喪189)。中でもオタクに対して激しい嫌悪感を抱いているサチは本人たちに向かって「そのキモい奴ら」と言い放ったこともある(喪188)。また、同じく2年次のクラスメイトだった南さんもサチたちとつるんでいた時に友人2たちの悪口を言っていた(喪188)。

智子は柿沼くんのグループを冴えない人物たちだとみなしており、会話したことが一度もない。ただし彼らの仲間になって共に遊ぶことで学校生活が楽しくなるのかなと考えたこともあった描写から(喪67)、サチたちほどの嫌悪感は抱いていないことがわかる。

グループメンバーのなかでは、比較的他の登場人物の会話や回想で登場することが多い。

高校卒業後の進路は明らかにされていない。

高校1年次の柿沼友人2

原幕に入学するが、所属クラスは明らかにされず、学校生活の様子も描かれていない。

高校2年次の柿沼友人2

2年生に進級し、所属している4組では智子・柿沼くん・廣畑くんとクラスメイトになった。

初登場回となった二学期の席替えでは、智子の右斜め後ろの席が新しい席になった(前述通り、会話は発生していない)。更に自身のひとつ前の席になった柿沼くんと、左隣(智子のひとつ後ろ)の席になった廣畑くんと近くなり、三人で携帯ゲーム機に興じている様子を見た智子は「クラスの冴えない奴らが隅に集まったな…」と心の中でつぶやいており、清田良典岡田茜らリア充グループ(智子曰く「無駄に明るく振舞ってるうざい男や女」)よりは全然マシだと思いつつも、彼らがはしゃぐ様子をうるさいと感じている(喪67)。また、智子が彼らの仲間に入れてもらおうかと考えた時の想像では後ろ姿のため表情はわからないものの、智子や友人たち共々楽しそうに携帯ゲーム機で遊んでいた(喪67)。その後、お昼休みの時間も柿沼くん・廣畑くんと携帯ゲーム機で遊んでいたが、この時の昼食が全員菓子パン一個と飲み物だけだったことから、食べることよりも遊ぶことに重きを置いている様子が窺える(喪67。上記「基本情報」の画像)。

後日の始業前では「昨日見た? あのアニメ」と切り出す形で柿沼くんとアニメについて会話しており、柿沼くんから内容がないと返された際には「あのつまらなさが中毒になるんだろうが」とアツく語っていた。智子は朝から教室全体が修学旅行で浮かれている状況に疲れを感じていたため、友人2たちの会話を聞いた時に不本意ながら安心感を覚えていた(喪68「空気①」)。

お昼休みの時間にもやはり三人で集まっており、「昼の放送の時間」でアニメソングが流された時は、柿沼くんと廣畑くんが「これ 昨日やってたやつじゃねーか!!」「誰だよ これかけたの!」とそれぞれ大声で話しているなか、友人2のみセリフはなかったが彼らと共に大はしゃぎしていたものと思われる。また、彼らの大はしゃぎする様子は周りの女子生徒2名が不思議がり、居心地が悪いと感じた智子が教室から出てしまうほどの勢いだったことがわかる(喪68「空気②」)。

修学旅行後の授業の休み時間と思しき時間では机の上に筆箱とノートを用意しており、柿沼くんと廣畑くんと談笑しているが、柿沼くんが携帯ゲーム機を手にしている様子から、その後三人で遊ぶことが暗に示されている(喪82扉絵)。

高校3年次の柿沼友人2

3年生に進級するが、所属クラスは明らかにされていない。

柿沼くんや廣畑くんとの交流は続いており、柿沼友人3も加えた4人で放課後にゲームセンター「SECA」で遊んでいる(喪188)。また、5組所属(喪150)である廣畑くんのクラスメイトで、同じゲーセンを拠点として「原幕音ゲー部」(喪187)なる私的なゲームサークルを運営している二木さんとも交流を持ち始めたようで「二木さん」と呼んでおり、彼女からはグループメンバー含めて「ゲーセン仲間」と称されている(喪188)。

蛍輝祭開幕後は作中でわかる限りでは柿沼くん・二木さんたちの男女グループのなかに姿がみられなかったが(ただしサチの想像では友人2もグループに加わっている(喪230(中編]「取り込まれる」)、2日目の終了着前では柿沼くん・廣畑くん・二木さん・南さんと共に集まっていた(喪234(後編)「終わる」)。

登場回

喪67 喪68 喪82(扉絵) 喪188 喪189(言及のみ) 喪199(中編)(南さんの回想) 喪230(中編)(サチの想像) 喪234(後編)

本編外での登場

単行本23巻の表紙 裏(カバー下)に柿沼くん・廣畑くんと共に登場。ゲームセンターにて、笑みを浮かべた柿沼くんが座っている対戦台にもたれながら、隣の廣畑くんと共にこちらを見ている。

友人

柿沼くん 廣畑くん 柿沼友人3 二木四季

上記4名の他、二木さんと行動を共にしている南さんについては、前述通りサチのグループにいた頃は彼女らと共に悪口を言っており、グループから抜けた後もゲーセンの件では辛らつなツッコミを入れていたが、サチから面と向かって「そのキモい奴ら」と言われてしまったことについては気にしており、彼女の代わりに謝ろうとしていたことから(喪199(中編)4)「悪い気しない」。ただし友人2は不在)、心底嫌っているわけではない様子が窺え、後の蛍輝祭では(二木さんを介して)男女グループを組むまでになっている。

補足

「柿沼友人2」という仮称は、廣畑くんがかつて氏名不詳だった頃に本サイトにて便宜上「柿沼友人1」と呼称されていたことの名残である。

研究ノート

1)
なお、柿沼くんは一度だけ目が描かれたことがある(喪68「同類のくせに」)
2)
単行本27巻には前中後編がまとめられた喪230として収録
3)
本当に恥ずかしくなったのか、もしくは南さんがいたためごまかそうとしたのかは不明
4)
単行本21巻には前中後編がまとめられた喪199として収録
柿沼友人2.txt · 最終更新: by syumote