24巻おまけ
24巻おまけ
基本情報
収録巻 | 24巻 |
英題 | Bonus(Vol.24) |
ページ数 | 3 |
初出 | 2023年11月10日(発行日) |
あらすじ
前乗り
蛍輝祭で普段見れない黒木智子の一面を見たいと考えていた里崎希心は、とある理由から智子ではなく平沢雫にお願いして彼女の自宅に一泊させてもらうことになった。そして就寝時、雫は目を瞑っていたきーちゃんに「あの 何か話をしない?」ともちかけるが…。
登場人物
名言
大丈夫です 堂々としてれば絶対バレない自信ありますから(里崎希心)
補足
喪216(前編)ではきーちゃんが原幕の制服を着用していることについての言及がなかったために入手方法も明らかにされなかったが、雫から制服(夏服)を借りたことが本話で判明した。なお、名言の項目に記載されたきーちゃんのセリフはバレないか心配だった雫へ返事したときのものである。
雫ときーちゃんの会話で言及されたことにより、雫の父親と母親の存在が明らかにされた(ただし、彼らは作中に姿を現していない)。
研究ノート
雫のきーちゃんの呼び方について
雫がきーちゃんを「希子ちゃん」と呼んでいることが本話にて判明したが、作中(喪60)で既に明らかにされている通りきーちゃんの名前は希「子」ではなく希「心」である。雫が希「心」であることを認識していなかったのかもしれないが、きーちゃんは自己紹介を行う際に「里崎希心といいます」(喪141「高校見学」・単行本18巻特装版小冊子「お姉ちゃんの知識」)もしくは「希心と言います」(喪141「同種」)ときちんと名前を伝える律儀な性格であり、初対面の雫に対しては自己紹介を行っている描写こそ見られないが(喪142「年下キラー」)、きーちゃんが雫を「平沢さん」(喪142「年下キラー」)と呼んでいた描写から作中外で自己紹介を交わした可能性が高く、前述の考察はちょっと無理があるのかもしれない。そこで他の考察を挙げてみると…
- (いささか強引かもしれないが)雫がきーちゃんに「希子ちゃん」というあだ名を付けた
- 作者が希「心」であることを失念して希「子」としてしまった
- 作中での意図がない、単なる誤字の類
本話が公開された時点では雫の呼び方については言及されていないが、今後の展開に期待したい。