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喪217(後編)
モテないし文化祭の舞台(後編)
基本情報
| 収録巻 | |
| 英題 | |
| ページ数 | 17 |
| 初出 | 2023年11月23日(アプリ) |
あらすじ
前話に引き続き、蛍輝祭(文化祭)1日目の模様。
オープニングイベントが大盛況に終わり、続いて校内発表が始まろうとしていた。 トップバッターを務める2年4組~黒木智貴のクラス~では、本番直前にジト目ツインテールの声出しによって士気を高めていた。1日目は校内関係者だけなのであまりお客が入らないのでは…という眼鏡監督の予想に反し、与田紗弥加の大アピールCMに興味を抱いたからなのか大勢の生徒が劇の開始を待っており、その中には加藤明日香の希望で弟の晴れ舞台を観に行くことになった黒木智子や、智貴と井口朱里のシーンが気になる小宮山琴美・美馬サチ・吉田茉咲たちも含まれていた。そして大勢のギャラリーが見守る中、劇『シンデレット』の幕が開く。はたして、智貴たちは無事終劇を迎えることができるのであろうか…?
登場人物
黒木智貴 井口朱里 与田紗弥加 眼鏡監督 ジト目ツインテール 黒木智子 田村ゆり 加藤明日香 小宮山琴美 伊藤光 美馬サチ 南小陽 佐々木風夏 成田美保 楠夏帆 中村くん 智貴友人2 智貴友人3? 吉田茉咲 田中真子 麗奈 杏奈 里崎希心 平沢雫
名言
私のはそういう「推し」とか安い言葉で図れるのじゃないから(小宮山琴美)
まぁブタに恋愛はないからどうでもいい(美馬サチ)
弟のガチ演技見るのがこんな辛いなんて……(黒木智子)
(※ノートの記録より)稽古中には見られなかった演技だ 役者黒木智貴の成長が止まらない。(小宮山琴美)
わかってる 近づいた所をトドメ刺す(黒木智貴)
ざけんな金返せ!(小宮山琴美)
補足
劇の練習時(喪204(後編)「それぞれの思い」)における紗弥加のセリフから朱里の役名が「シンデレット」であることが判明したが、本話の描写(クラス札に貼られた紙や眼鏡監督たちが着用していたお揃いの黒Tシャツ)から、劇の題名も『シンデレット』であることが明らかになった。
サチが智貴に姉がいることを知る描写はこれまでの作中では見られなかったが、本話で真っ赤になった智子を見た時の反応から、あらためて二人の関係については全く認識していないことが明確となった。
上演中、小宮山さんがノートに書いていた記録の中に「イ●ローが古●任三郎に出演した時の~」とあるのは、元プロ野球選手のイチロー氏が現役のメジャーリーガーだった2006年1月4日に放送されたテレビドラマ『古畑任三郎ファイナル』(フジテレビ系)第2夜「フェアな殺人者」1)に本人役かつ犯人役でゲスト出演したことを指している。余談だが、当初は「ハチロー」(架空の選手)役として出演する予定だったが、イチロー氏の希望によって本人役となったというエピソードが存在する。
研究ノート
外部リンク
← 喪217(中編)
