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喪38

喪38

モテないし間違われる

基本情報

収録巻 5巻
英題 I'm not popular, so I'll be misunderstood.
ページ数 6
初出 2013年3月21日

あらすじ

黒木智子は自宅で公然わいせつのニュースを目にしたことで、春は変態が活気づく季節だと感じていた。そしてせっかくの休みなのに花粉のせいで外出ができないと思っていたところ、娘の様子を見かねた智子母が花粉対策眼鏡を使うよう勧めてきた。なんでも智子父が購入してきたものだという。そしてパーカーのフードを被り、眼鏡とマスクを装備した智子が外出したところ、眼鏡が効果てきめんだったので花見しようと公園へ向かうのだが…。

登場人物

名言

変態が活気づく季節だな…(黒木智子)

涙が止まんねえ…(同上)

補足

作中の通り、智子母が花粉に苦しむ娘に使用を勧めた花粉対策眼鏡は智子父が購入したものである。購入目的が自身の花粉対策のためなのか、もしくは家族のためなのかは明らかにされていないが、前述の描写から後者の可能性が高い。

智子が花粉対策の装備を姿見で確認していた時の感想「丸太で吸血鬼殺してそうな風体だな」の元ネタは、青年まんが作品『彼岸島』(松本光司)の登場人物で主人公の兄である「宮本篤」だと思われる。

本話の主要な登場人物は黒木家の面々であるが、智子父のみ智子母の発言で言及される形で登場している。なお、黒木智貴は1ページ1コマ目にて縁側で昼寝している様子が確認できる(エピソードには関わらない)。

研究ノート

本話の時期について

智子が冒頭で「さすが春…」「せっかく 休みなのに~」と思っていることや花粉に苦しむ作中描写や、前話が卒業式のエピソード(喪37)で次話が智子の2年生初日のエピソード(喪39)だったことから、本話は春休みの時期のエピソードだと考えられる。ちなみに本話の更新日も春休みにあたる時期である。

本話の舞台について

智子が訪れた公園は黒木家の近所にある「○×公園1)」(喪1885ほか)だと思われるが、ベンチの背もたれの高さが智子1年次の夏休みのエピソード(喪18)の時とは若干異なっている。これについては春休みまでにベンチが新しいタイプのものに更新された、もしくは複数の種類のベンチが公園内に混在していることが考えられる。

扉絵

桜の咲く並木の下、低い石垣の上をバランスを取りながら歩く制服の智子

扉絵

外部リンク

1)
ただし本話では銘板が無表記である
喪38.txt · 最終更新: by syumote