原宿教育学園幕張秀英高等学校の女子生徒で黒木智子の2年次のクラスメイト。喪172にて友人たちから「楓(かえで)」と呼ばれていることが判明した。

そばかすと腰まで伸びた長い髪を一本の太い三つ編みにまとめた髪型が特徴。

2年次では打ち上げ(喪119)、3年次では蛍輝祭の催し物運営(喪197扉絵)といったクラスのイベント時には大隣凪やなつと一緒に幹事を務め、中心的存在となって進めていく機会が多い。

身体能力に関しては、2年次の体育祭で凪さん・内笑美莉¹⁾と一緒に白組のチアリーダーとして応援合戦に参加したり(喪87・114²⁾)、3年次の球技大会にて「私もテニスならそれなりにいけたんだけど」と笑顔で発言している(喪152)ことから、少なくとも運動が全くの苦手というわけではないようである。

卒業後の進路に関しては明らかにされていないが、凪さんから青山学園大学のオープンキャンパスに誘われた時は手を横に振りながら「あー私はいい どうせ絶対受からないもん」と笑顔で断っている(単行本14巻の表紙 表)ことから、自分の成績では受からないだろうと認識していることがわかる。また、夏休みに開催された冥光アカデミー主催の夏合宿にも参加しておらず(喪171)、その間の動向も描かれなかった(喪173)。

凪さん・田村ゆり・田中真子・南小陽・美馬サチがクラスメイトだったが、楓さんは凪さんと共にゆり・真子・南さん・サチのグループとは異なるグループ³⁾に属していた(喪172)。

2年4組では前述した五名と引き続きクラスメイトとなるが、凪さんと共に雌猫の間グループに属していたため、作中でわかる限りでは絡みは見られなかった。うっちーが修学旅行で智子と接して以降、行動や言動がおかしくなっていったことは他のメンバー共々気になっていたようで、3年次の球技大会でうっちーがグループから飛び出してしまった時は「どうだろう 2年の時から?体育祭の時かも…」とメンバーに話している(喪152)。 平常時では他の雌猫の間グループメンバーと一緒に凪さんの席に集まって友チョコを交換し合っている(喪112)。

3年4組では雌猫の間グループと引き続きクラスメイトとなり、遠足や球技大会で行動を共にしている。ゆりとは絡みがなかったものの存在自体は認識しており、遠足の途中でうっちーを回収したことから一人ぼっちになってしまうゆりに一緒に来ないかと誘った(喪129)。

喪77 喪79(扉絵) 喪80(髪の毛のみ) 喪87 喪97 喪105 喪112 喪114(写真) 喪119 喪120 喪122 喪128 喪129 喪130(下) 13巻おまけ 喪134 喪152 喪157 喪160 喪161(扉絵) 喪172(回想) 喪188 喪191 喪197(扉絵) 喪203

単行本14巻の表紙 表に登場。

雌猫の間グループ

前述通り、喪172にて「楓」と呼ばれていることが判明するまでは氏名不詳だった時期が長らく続いていたため、本サイトでは便宜上「雌猫(三つ編み)」と記載されていた。

七夕祭りで笹に飾られた短冊の中に「岸楓」⁴⁾という人物名が見られるが、楓さん本人が書いたもなのかどうかは不明(喪55)。