喪131
帰るまでが遠足(ガンガンONLINE初出時)→モテないし帰るまでが遠足(単行本13巻収録時)
基本情報
収録巻 | 13巻 |
英題 | I'm not popular, so We're field tripping all the way home. |
ページ数 | 8 |
初出 | 2018年3月22日 |
あらすじ
遠足編の完結と後日譚を描いた短編回。
モブとサブキャラと主人公
初芝くんは漫画の資料となる女子の写真をあらかた撮影し終えて遊びに行こうとしていた漫画研究部員たちと別れ、ひとり熱心にスケッチに取り組んでいた。黒木智子たちのグループが通りがかった時、初芝くんは智子が1年次の美術の居残り授業でスケッチした女子生徒(喪9)だったことに気付く。その当時は似顔絵を描く自信がなかったのでモブ顔に逃げてしまっていたが、(経験を積んで)2年経った今なら描けるはずだと自らを振り返る初芝くんは改めて智子をスケッチし、あわせて智子と一緒に歩いていた田村ゆり・根元陽菜・内笑美莉もスケッチに収めた。
登場人物
つながり
遠足の後日譚エピソード。花火の打ち上げも終盤に差し掛かった頃、智子の隣で花火を眺めていたうっちーが自分を捜す雌猫の間グループの声を聞き、彼女達の元へ戻ろうとすると、うっちーからいつも何かしら渡されてばかりなのでたまには自分から渡さなきゃと思った智子からモーさんのキーホルダーをプレゼントされた。
登場人物
のめりこむ
遠足編のトリを飾る帰宅時のエピソードで、上記「つながり」にて加藤さんがキーホルダーを3個も持つに至った経緯が描かれる。花火からの帰り、JR京葉線の車内で座っていた智子に睡魔が襲ってきた。そしていつのまにか寝てしまっていた智子は、加藤さんからの呼びかけで目を覚まし、加藤さんに膝枕してもらっていて、更に寝ていた時に出てしまったよだれを加藤さんの左太ももに付けてしまったことに気付いて必死に謝り、よだれを拭き取ろうとしていた。
登場人物
登場人物
※上記短編の項目を参照。
名言
あの時は似顔絵を描く自信がなかったからモブ顔を描いて逃げた……あれから2年……今ならモブ顔に逃げない ちゃんと描けるはずだ(初芝くん)
うわっきも さっきのデブ見た?女の絵描いてた ネズミー来てなにやってんだって感じだね(南小陽)
どうしたらいい子になるんだろう…(田中真子)
離れてても会えなくてもつながってるのわかるから(内笑美莉)
人のよだれにみじんも嫌な顔しないとか…… こんなのお母さん通りこしてNo.【ナンバー】1の対応だろ!!?(黒木智子)
補足
本作品のサブタイトルは、連載開始以来必ず頭に「モテないし」と付けられていたが、本話は初めて付けられなかったエピソードとなったことによりファンの間で波紋を呼んだ。しかし、更新日当日の16:54にアップロードされた作者のTwitterアカウントからのツイートにて「サブタイトルのモテないしつけるの忘れた」とコメントしており、単なる付け忘れだったことが判明している。その後、単行本13巻収録時に「モテないし」が追加されたことで本来のサブタイトルとなった。
「モブとサブキャラと主人公」にて初芝くんが描いていた智子たちのスケッチは、後に意外な場所で出会うことになる智子本人へ直接手渡しているが、その際にとある人物の顔が描き直されている。詳細は喪177(前編)・177(後編)および初芝くんのページを参照のこと。
「つながり」にて加藤さんがスマートフォンに付けていたリングは「バンガーリング」と呼ばれているスマホの落下を防止するためのグッズで、リングに通した指一本でスマホを保持できる仕組みになっている。
研究ノート
エピソードの時間軸について
本話の「モブとサブキャラと主人公」では、智子がゆり・真子・根元さん・吉田茉咲・うっちーと6人で歩いていることと吉田さんの他は耳を付けていないこと、一方で真子が南さんと行動を共にしていることから、吉田さんが智子たちと合流した直後(喪125)から昼食を挟んで真子と南さんが合流した後(喪130(上))まで初芝くんが一心にスケッチしていた様子が推測できる。
外部リンク
- 喪131の感想 - うざっしーのアニメ批評
- 第131話 あらすじとネタバレ感想~加藤さん株がストップ高です - G・A・M BLOG
- 漫画の話~モブキャラ視点の話はわりと嬉しい(私モテ喪131話を読みながら)~ - ニーサンの○○について語ってみよう!
- ワタモテ喪131「帰るまでが遠足」公開!~うっちー加藤さんに敗北! - AnMaGa
- 喪131:(頭が)悪い子(長所) - どぎめぎが目を覚ましてる(閲覧は要パスワード)
※リンクが貼られていないブログサイトについては、公開を終了しているため閲覧できなくなっているが(2024年4月12日現在)、当時の様子を残す必要性からリンク先案内は存置とさせていただく。