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28巻おまけ

28巻おまけ

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基本情報

収録巻 28巻
英題 Bonus(Vol.28)
ページ数 4
初出 2026年3月12日(発行日)

あらすじ

本編の蛍輝祭が閉会するエピソード(喪234(後編)1)「終わる」)では描かれなかった黒木智子今江恵美が別れるシーンに至るまでの出来事および今江さんの卒業式エピソード(喪115(後編)2) )のその後を描き下ろした単行本おまけエピソード。

蛍輝祭の閉会前、智子のスマートフォンに吉田茉咲から「早く校門にこい!! 間にあわなくなってもしらんぞ!」というメッセージが送られてきた。まるで「某惑星の王子」の口調を連想させるようなそのメッセージを読んだ智子は吉田さんの元へ向かった。すると、智子の背後からとある人物が…?

登場人物

黒木智子 今江恵美 吉田茉咲 田村ゆり 生徒会女子 平沢雫 里崎希心 坂本香凜(マクゾーの中の人として) 涌井美月(智子の回想および言及のみ) 根元陽菜(智子の想像および言及のみ) 二木四季(言及のみ)

名言

どうしたの? 金銭?(黒木智子)

着ぐるみ【マクゾー】の中 智子ちゃんだったんでしょ?(今江恵美)

出てる人も作ってる人も楽しそうで 見てる人も楽しく幸せになってくる映画だったよ(同上)

一つ上の私のお母さん【ママ】…… バブみ…… おギャり……(黒木智子)

こんなことをいうのもなんだけど 恋をするとしたらあんな気持ちの女性がいいと思う 守ってあげたいと思う…… 元気なあたたかな笑顔が見たいと思う(同上)

補足

本話では風船を小児に渡そうとしていたマクゾー(坂本香凜)が左脇腹を痛めている描写がみられることから、マクゾーが涌井美月から暴行された喪234(後編)「DARE」から「終わる」(前述)までの間に起こった出来事であると思われる。

本話にて智子から「友達」と称されていた二木四季が蛍輝祭2日目に『こういう青春』の再生数が一日一万超えになった理由として「……この学校のOBかOGかわからないけど 大学生の数人がSNSで紹介してくれてる」ことを発見したが(喪226(前編)3)「感想」)、本話にてSNSで映画を紹介してくれた大学生のひとりが原幕OGである今江さんだったことが判明した。

吉田さんが校内で今江さんに智子をアテンドしたのは本話が二度目である。一度目は今江さんの卒業式エピソードだったが、この時は無言で智子を無理やり引っ張ってきた後にその場を立ち去っていた。一方、二度目である本話ではあらかじめ今江さんと会った状況で智子にメッセージを送って呼び出した後に二人が別れる最後まで場に留まっており、ここから吉田さんが二人との交流を重ねた結果、一度目の時より関係性が大きく変化した様子が窺える。

智子が心のなかでつぶやいた「おギャり(オギャる)」は赤ちゃんのように甘えたいという心情を表すネットスラングで、赤ちゃんの泣き声(擬音語)である「オギャー」から来ている。また、年下(少女)4)に母性を感じるという心情を表し、赤ちゃんの「バブー」から来ている「バブみ」とセットで用いられることが多い。オギャるについてはこちらこちらも参照。

本話は前述した通り、智子が1年次の蛍輝祭でのマクゾーの中の人が今江さんだったことを知った彼女の卒業式エピソードのその後を描いた内容となっており、ようやく自分の口から本人に事実を確認することができ、初めて「今江さん」と呼んだ智子の様子が描かれている。また、ラストシーンで吉田さんに伝えた言葉は珍しく損得抜きで発したものであり(「こんなことをいうのもなんだけど」と前置きしている)、今江さんが卒業後も優しく見守ってくれていた智子の心情をストレートに表していると言える。

研究ノート

外部リンク

1)
本巻には前中後編がまとめられた喪234として収録
2)
単行本12巻には前後編がまとめられた喪115として収録
3)
単行本26巻には前中後編がまとめられた喪226として収録
4)
ただし本話の場合では今江さんは智子の一歳上であることから、本来の意味合いとは異なる
5)
ガンガンONLINE初出時はナンバリングなし
28巻おまけ.txt · 最終更新: by syumote