ゆい
基本情報
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本名 | 不明 |
あだ名 | ゆい 社会不適合者 クソビッチ |
初登場 | 喪12 |
肩書き | 高校生 |
家族 | 不明 |
所属 | 原宿教育学園幕張秀英高等学校 1年生 3年生 |
声 | 種﨑敦美 |
概要
原宿教育学園幕張秀英高等学校の女子生徒。黒木智子1年次の初登場エピソード(喪12)にて友人から「ゆい」と呼ばれているが、本名は明らかにされていない。
特徴
広いおでこを見せるように大きく分けている前髪・盛られた上まつ毛(つけまつ毛を使用していると思われる)・大きな目が特徴。髪の色は、原作ではスクリーントーン(先端のみ黒)、テレビアニメ版(アニメ喪6)では暗い茶色。
制服の着こなし方は襟元を開けた半袖のブラウスにベストを重ね着しており、吉田茉咲と同じくネクタイは付けていない。 靴下は標準と思しき黒のハイソックスを履いている(喪12)。
智子から「あんなかわいい子」(喪12)と称された通り目鼻立ちは整っているが、どことなくクールな雰囲気を漂わせており、前述した制服の着こなし方やピアス(吉田さんのものと似ている)やネックレスを装着していることから(喪12)、他の生徒に比べて若干派手で大人びた印象を受けるのも特徴のひとつである。
ひとりで小説を読んでいたために智子よりシングルス(ぼっち)認定を受けてしまうが、実際はシングルスどころか友人2名(後述)がおり、三人で合コンに参加しようとしていたことからリア充かつ異性との交流に積極的である性格が窺える。
これまでの登場回はいずれも図書室で小説を読んでいるシーンであることから、読書を好んでいる模様。
初登場時のゆい
初登場となるエピソードでは図書室で『インストーレ』というタイトルの小説を読んでいた(喪12)。この時点では学年が不明だったが、後に智子と同学年だったことが判明している(後述)。
1年次の夏休みに花火を一緒に観に行ってくれる人物を捜していた智子は、図書室で見かけたゆいや男子生徒(黒髪短髪眼鏡)を「夏休み前日に図書室にいる=確実に友人がいなくて暇な奴」という推測から心の中で「社会不適合者」呼ばわりし、同性ということでターゲットに決めた彼女がひとりで小説を読んでいたところ(上記「基本情報」の画像)から勝手に自分と同じシングルスだと決めつけていたが、智子が声をかけようとした時に現れた友人たちに「遅いよ」と言いつつ、三人で合コンに向かった。その様子を目の当たりにしてしまった智子は「ビッチのくせに読書なんかすんなよ 勝てる所なくなるだろうが…」と愚痴っている(喪12)。
その後のゆい
3年次の智子が久しぶりに図書室を訪れたシーンで8年10ヶ月ぶりとなる二度目の登場を果たし(喪185)、再登場に伴い智子と同学年であることが確定した(なお、同じく再登場した男子生徒(黒髪短髪眼鏡)も同様)。外見は1年次の頃とほぼ同様だが、髪が若干長くなったことでミディアムヘアに変化している。この時は『着のみ着のままで』というタイトルの小説を読んでいた。初登場時と異なり、智子がゆいの存在に気付いたり絡もうとするシーンはみられなかった(彼女を覚えていたかどうかは不明)。
登場回
本編外での登場
テレビアニメ版アニメ喪6「モテないし、花火に行く」に「女子生徒」1)名義で登場。担当声優は種﨑敦美氏。顔立ちは原作よりもつり目に描かれており、つけまつげやピアス・ネックレスは省略されている。ベストの色は茶色。原作と同様のシチュエーションで登場するが、読んでいた小説のタイトルが『インスドーレ』へ変更されている。また、智子がゆいを誘おうとするくだりは原作ではテキストのみだったが、アニメではモノクロのまんが原稿風に描かれており、智子から声をかけられたゆいが驚いた表情で彼女と向かい合うシーンもある。
友人
作中で登場したのは女子生徒2名(明るいロング・明るいショートカット)の女子生徒2名。彼女たちとは合コン仲間である。また、明るいショートカットから「りさ」と呼ばれている人物(言及のみ)も存在する。
補足
ゆいが読んでいた小説『インストーレ』(アニメ版はインスドーレ)・『着のみ着のままで』は『インストール』・『生【き】のみ生のままで』が、『インスドーレ』の著者「綿谷ミキ」(アニメ版のみ)は綿矢りさ氏がそれぞれ元ネタだと思われる。また、友人のひとりの「りさ」は綿矢氏と同じ名前2)である。