喪81
モテないし秋葉原に寄り道する
基本情報
収録巻 | 9巻 |
英題 | I'm not popular, so I'll drop by Akihabara. |
ページ数 | 6 |
収録巻 | 2015年7月23日 |
あらすじ
4日間の修学旅行は無事終了し、JR東京駅で解散となった。黒木智子はとある理由からひとり秋葉原に寄り道することにした。せっかくなので成人向けBL同人誌を購入しようとするが、制服を着ているために複数の店舗から立て続けに断られてしまう。途中、女子高生とお散歩をして一時間あたりのサービス料金をとる人たちと出会った智子は、その直後にひとりの男性からいきなり声をかけられてしまうが…。
登場人物
名言
これじゃ修学旅行で来た中学生達なんのエロ補給もできねーだろ!!(黒木智子)
マジか!? まさか私相手に高い金払って散歩しようとする奴がいるのか!?(同上)
この絵見てると人生変わりますよ 私も部屋に飾っておりますが毎日幸せな気分になります(絵売りアン)
なんだ この京都感0【ゼロ】の土産……(黒木智貴)
補足
作中で智子が秋葉原を訪れるエピソードは本話が初であるが、その後の3年次にも引き続きクラスメイトとなった根元陽菜・岡田茜の二人と共に訪れている。詳細は喪139のページを参照。
本話で描かれているJR東京駅の駅名標1)と「団体集合場所(学生用)」の案内看板のフォーマットは、首都圏の在来線を管轄しているJR東日本(グリーン)ではなく、東京駅を含む東海道新幹線の全線を管轄しているJR東海(オレンジ)のものである。
智子が秋葉原へ向かう理由となった「京ア●ショップ行けなかったし…」と振り返る件については単行本8巻おまけのページを参照いただきたいが、単行本描き下ろしエピソードのため本編では言及されておらず、単行本未読の読者には前述のセリフに至る展開がわからない状況になってしまっている。
本話で智子が料金の高さに驚愕していた「JKお散歩・添い寝サービス」を行うリフレ店は2025年現在も秋葉原で展開されており、とある大型店舗2)の場合はお散歩メニュー・添い寝メニューが共に60分8,000円となっている。
本話で男性勧誘スタッフが智子に行っていた絵画商法は問題視されている商法(詳細はリンク先を参照)のひとつで、その手口からインターネット上では勧誘スタッフを「エウリアン」というスラングで呼称していることが多く、本サイトにおいて便宜上呼称している「絵売りアン」の由来でもある。なお、智子は彼からラッ●ン(風)のポストカードを2枚購入しており、智貴(後述)と成瀬優(喪83)に修学旅行のお土産の一部としてそれぞれ渡している。
智貴へのお土産で、彼の机の上に絵売りアンから購入したポストカードと共に置かれていたキーホルダー2個(智子曰く「GUN」と弾丸)は、智子が修学旅行2日目に金閣寺そばのお土産屋で購入したもの(喪75)。
研究ノート
本話冒頭で締めのあいさつを行っていた人物について
修学旅行終了時にJR東京駅で締めのあいさつを行っていた中年男性は本話が初登場であり、原幕の関係者であることは間違いないが、本名および役職は明らかにされていない。あいさつを担当していたことから2年生の学年主任クラスの人物もしくは修学旅行に同行した教頭などの管理職クラスの人物であることが考えられる。
本話に登場した施設について
本話で智子が訪れた秋葉原ラジオ会館は2014年に建て替えられた実在する商業ビルで、特徴的な看板のデザインも再現されている。