喪75
モテないしおみやげを買う
基本情報
収録巻 | 8巻 |
英題 | I'm not popular, so I'll buy souvenirs. |
ページ数 | 6 |
初出 | 2015年3月19日 |
あらすじ
前話から引き続き修学旅行2日目、4班の班別行動の様子を描いたエピソード。
黒木智子・田村ゆり・吉田茉咲の4班メンバーは金閣寺側のお土産物店でお土産を選んでいた。智子は剣の形をしたキーホルダーを手にしながら「これ弟のおみやげにいいかもな…」と思っていると、ゆりがキーホルダーについて尋ねてきた。智子から弟がこういうのが好きだしと説明されると同時に彼女の弟が一歳下であることも知り、驚くゆり。一方、時を同じくして黒木家では黒木智貴がふとしたタイミングで机の引き出しを開けた際、とあるものに目をやっていた…。
登場人物
名言
高一なのに こんなもの欲しがってんだ…(田村ゆり)
ガキだったとはいえ こんな物に浮かれた自分を説教したい…(黒木智貴)
…………あいつももうそういう年頃か…… いつまでもガキじゃないってことか……(黒木智子)
補足
本話の智子とゆりの会話から、ゆりが「智子に弟がいることおよび弟の年齢が一歳違いである」という情報をクラスメイトで一番最初に知った人物となった。ただし、彼の名前については本話の時点ではまだ知らされていない。
智貴の回想という形で、7年前(小学生時代)の黒木きょうだいが描かれた。少なくともこの頃から智子が剣のキーホルダーを弟へのお土産にしていたことと、智貴が姉になついていた様子がわかる。
智子はとある理由から別のキーホルダー2個を智貴へのお土産として購入するが、後日、お土産がもう一品追加されることとなる。詳細は智子が秋葉原へ寄り道するエピソード(喪81)を参照。
研究ノート
智貴が自宅にいた理由について
智子たちがお土産屋にいたのと同じ頃に学校へ行っているはずの智貴がなぜか自宅にいたが、その理由は明らかにされていない。作中の描写からは体調を崩して学校を休んでいるようには思えないので何らかの理由で学校自体が休みになっていたか、智子たちが昼食前(喪76)だったことから、午前中で授業が終了し午後は休みだったことが考えられる。また、修学旅行の具体的な日にちについても明らかにされていないが、日程に週末も含まれている可能性もある。