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喪76

喪76

モテないし頂上を目指す

基本情報

収録巻 8巻
英題 I'm not popular, so I'll aim for the top.
ページ数 9
初出 2015年4月16日

あらすじ

前話より引き続き修学旅行2日目、4班の班別行動の様子を描いたエピソード。

昼食は黒木智子が下調べしており、芸能人からの評判がよいという触れ込みの蕎麦屋でとることになった。ところが無言で箸を進める田村ゆり吉田茉咲の様子から二人の反応がよくないことやまるで自分のセンスが悪いみたいだと感じた智子は、心のなかで芸能人のせいにし、悪口を言っていた。その後京阪伏見稲荷駅に到着した一行は、ゆりの提案から伏見稲荷の参道にある甘味処で休憩することになったが、二人の団子がおいしいという感想を自分に対するあてつけだと感じた智子は意固地になり、早く店を出ようとする。そして訪れた伏見稲荷大社では「千本鳥居」を観たゆりと吉田さんが驚嘆の声をあげ、続けて参道を登っていた三人は「四ツ辻」へ到着したが…。

登場人物

名言

私じゃなく芸能人が悪いのに!!(黒木智子)

おお うめえ!(吉田茉咲)

こんなの 登れんに決まってんだろ!(同上)

苦労して登ってよかったでしょ(黒木智子)

補足

本話で描かれている京阪伏見稲荷駅の駅名サインは公開当時だった旧デザインのもので、現在は2008年の中之島線開業に合わせて導入された新デザイン(濃紺ストライプベース)のものに交換されている。

本編上での次話は喪77だが、単行本8巻に本話と喪77の間の出来事となるエピソードが描き下ろされた。詳細は8巻おまけのページを参照。

研究ノート

本話の舞台について

本話の舞台は伏見稲荷大社と稲荷山で、前者は楼門前に設置されている鍵を咥えた狐の石像や奥社へ至る参道に設置された「千本鳥居」が再現されている。後者は話の都合で頂上まで登っているが、実際の稲荷山の頂上は「一ノ峰」・上之社神蹟(神社)であり、展望台は存在しない。実際に展望台があるのは作中でゆりと吉田さんがもう充分堪能したと感じていた「四ツ辻」付近である。

扉絵の場所について

扉絵で根元陽菜岡田茜が人力車に乗っている場所は明らかにされていないが、京都で人力車に乗れるスポットのひとつで、背景に「八坂の塔」という通称で知られる法観寺の先端らしきものが描かれていることから東山エリアだと考えられる。人力車についてはこちらも参照。

扉絵

人力車に並んで乗り自撮りをする根元さんと岡田さん

扉絵

外部リンク

喪76.txt · 最終更新: by syumote