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8巻おまけ

8巻おまけ

8巻おまけ

基本情報

収録巻 8巻
英題 Bonus (Vol.8)
ページ数 2
初出 2015年8月22日(発行日)

あらすじ

修学旅行2日目、4班の班別行動の一コマを描いた単行本描き下ろしエピソード。

稲荷山登頂後、黒木智子は4班メンバーの田村ゆり吉田茉咲と別れ、修学旅行前(喪70)から行きたいと思っていたとあるショップへと向かうが…。

登場人物

名言

4時閉店!? 誰が行けんだよ このアニメショップ(黒木智子)

補足

本話は本編喪76喪77の間の出来事にあたる。

本話のゆりのセリフから、伏見稲荷大社を後にしようとした時間帯が16時前であることが判明した。また、この時刻はオチに繋がる伏線でもある。

智子がJR西日本221系電車の転換式クロスシート1)に座っている描写から、彼女は伏見稲荷大社へのもうひとつの最寄駅であるJR稲荷駅から出発したと思われるが、同駅からショップの最寄り駅であるJR木幡駅(作中で駅名標が描かれている)までは4駅で、同駅間をルート検索してみると12~15分ほどかかる。ちなみに木幡駅は京都市の隣の宇治市に存在する。

智子が「K・anishop」に到着した時点ですでに閉店していたというくだりは、本話と同じく単行本8巻の描き下ろしまんが「あとがき①」にて、取材旅行のために京都2)を訪れた作画担当の実体験だったという裏話が明かされている。

本話で智子が「K・anishop」に入店できなかったことが修学旅行終了後に秋葉原へ寄り道するきっかけとなった。喪81のページも参照3)

研究ノート

本話に登場した店舗のモデルについて

本話に登場したアニメショップの「K・anishop」は、アニメ制作会社である京都アニメーション4)が自社経営していた「Kyoani&DoShop!」5)がモデルになったと考えられ、実際の営業時間も作中と同じく「10時から4(16)時まで」である(平日の場合)。なお、2020年6月5日付けの同社からのお知らせにて、同店舗は新型コロナウイルス感染症への観点から営業再開への体制を整えることが難しいため無期限休業することおよびその間は事務所として活用する旨の内容が発表され、その後2022年3月14日付けの同社からのお知らせにて、同日をもって正式に同店舗を閉店し閉店後の店舗スペースを事業所へ転換する旨の内容が発表されたため、現存しない。

外部リンク

1)
関西エリアや東海エリアなどの鉄道車両(主に快速などの優等列車系)に採用されることが多い座席の方式で、乗客が手動で背もたれを前後に動かせる仕組みになっており、これを活用して2人掛けから4人掛け(またはその逆)にできたり、シートの向きを電車の進行方向に変更可能となっている
2)
なお、当初は奈良にも行く予定だったが、久々に長距離を歩いたことで身体にガタがきたためとりやめている
3)
ただし同話の智子のセリフでは「京ア●ショップ行けなかったし~」という結果のみが記載されているため、単行本未読の読者は経緯がわかりづらくなってしまっている
4)
「K・anishop」のロゴをよく見ると、上部に「K・Animation」と記載されていることがわかる(元ネタの表記は「KyotoAnimation」)
5)
後述のニュースリリースでは「京アニ&Doショップ!」と表記
6)
単行本8~9巻収録順
8巻おまけ.txt · 最終更新: by syumote