喪235
モテないし人の恋愛
基本情報
収録巻 | |
英題 | |
ページ数 | 9 |
初出 | 2025年8月21日(アプリ) |
あらすじ
黒木智子たち3年生にとっては2回目となる蛍輝祭が終了し、体育館で閉会式が行われようとしていた。大勢の在校生や田村ゆり・根元陽菜と共に体育館へ向かっていた智子は、目の前に内笑美莉がいることに気付く。うっちーは智子に「話がある」と伝え、二人きりになれる場所へ連れて行った。智子の後を追ったゆりと根元さんは大隣凪・かよ・宮崎さんと鉢合わせる。かよさんによれば、彼女たちもうっちーが智子を連れて行く光景を目撃したそうで、ゆりたちと同じく二人の後を追っていたのだ。
智子と二人きりになれたうっちーの第一声とは?そして……彼女は智子に何を話すつもりなのか?
登場人物
名言
文化祭も終わりだね…(内笑美莉)
ある意味 真っ白でシンプルだから色を染めたい的なやつか?(黒木智子)
なんか 絵モい1)感じになってる(同上)
別に異性でも同性でも関係なく そいつに自分より大切な人がいて 自分との時間より大切な時があるってなると……もう私はその時間から去る時が来たんだなって……(同上)
…ナツに彼氏出来た時…(宮崎さん) ん?(かよ) 私達応援してたし嬉しかったよね(大隣凪) ん でも6人でいれる時間は減ってるかもね(かよ) ……うん(宮崎さん)※「研究ノート」の項目を参照
今は……みんなやく…黒木とか? と一緒の時間いたいと思ってるし!(内笑美莉)
これ以上いないくらい お似合いの彼氏じゃない!?(黒木智子)
補足
本話のうっちーの説明より、彼女が蛍輝祭終了直前にクラスメイトの男子生徒から何やら話しかけられていたシーン(喪234(後編)「終わる」)は彼から告白された状況だったことが判明した。また、彼の顔についても「うっちーのスマートフォンに保存されている写真」という形で明確に描かれたことにより、うっちーと瓜二つの顔をしていることが判明した。なお、当該シーンでは凪さん・かよさん・宮崎さんが二人の様子を柱の陰から見守っている様子がわかる。
なつが彼氏持ちである件については、3年次の遠足(喪129)にて大隣凪(なつさんのページを参照)より言及されていたが、本話であらためて宮崎さんが口にした際の会話より、なつさんの恋を友人たちが応援していたというエピソードが明らかにされた。なお、本話では喪129と同様に「ナツ」と呼ばれている。
研究ノート
凪さん・かよさん・宮崎さんの会話について
本話7ページでは3人がなつさんの話題をきっかけとした会話を計3コマに渡って行っているが、2コマ目は発言者の顔が描かれていないため明確に誰が、というのは分かりづらい状況になっている。ここからはあくまでも本ページ初稿作成者の考察となるが、本話2ページ2コマ目ではかよさんのみポーズの関係上直立せずに左ひざを曲げている状態で描かれており、彼女の右隣には凪さんが直立した状態で描かれている。そして当該コマでは左側の人物が左ひざを曲げており、右側の人物は直立していることがわかる。この二つの関係性から、当該コマの発言者は凪さんとかよさんであることが考えられる。もちろんこの考察が正解とは言えないが、ひとつの可能性として記すこととする。
男子生徒の動画について
本話ではうっちーが体育祭(2年次)の時の動画を凪さんがくれたと話しているが、凪さん自身が2年次に撮影した動画である可能性と、凪さんが他の誰かから入手した動画である可能性が考えられる。