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喪69

喪69

モテないし班決めする

基本情報

収録巻 8巻
英題 I'm not popular, so I'll pick my group.
ページ数 10
初出 2014年11月20日

あらすじ

「ぼっちで参加する修学旅行」が人生の中で結構辛い経験になるのではないかと感じていた黒木智子は、クラスメイトの会話から6時間目のLHR【ロングホームルーム】で修学旅行の班決めが行われることを知り、早退するしかないと思っていた。智子は早退するタイミングを窺いながらトイレに行こうとしていた時、階段の踊り場で田村ゆり田中真子が修学旅行の件で諍いを起こしていた様子を偶然目撃し、聞き耳を立てていた。その後、クラスメイトの女子たちが修学旅行について会話しているのをトイレの個室の中で聞いてしまうが、「例のあの人」呼ばわりされたことに対して激昂する。そして智子は、自分以外にもぼっちになりそうな生徒がいることに安堵する。

4時間目の授業(保健)は担当が担任の荻野先生だったので都合がいいと思った智子は、授業が終了したタイミングで通院のためお昼で早退したい旨を彼女に申し出るのだが…。

登場人物

名言

一人【ぼっち】なのに4人組【グループ】になるとか 一人【ひとり】ダブルス並みに無理だと思うのだが……(黒木智子)

黒木さん 別にいつもはじっこにいるわけじゃねーぞ!! 誰だが知らんが陰口はもっと気を付けてやれ!!(同上)

黒木が組んであげるってー!!(荻野先生)

別になんでもいいよ…(田村ゆり)

そうだ ぼっちや余りものが集まったところで 結局自分がぼっちであることは変わらないんだ(黒木智子)

補足

本話にて智子のクラスメイト2名(田村ゆり田中真子)が初登場したが、2名ともこの時点では氏名が明らかにされていない。また、この時の真子の発言という形で同じくクラスメイトである南小陽(名字のみ)の存在について言及されている。なお、真子は後姿と横(ただしコマ割りの都合上、首から上は見切れている)から見た姿のみが描写されていた。

本話にて智子がクラスメイトの一部の女子から陰で「例のあの人」と呼ばれていることが判明した。

本話にてクラスメイトの女子の会話という形で同じくクラスメイトである吉田茉咲(名字のみ)の存在について言及されている。なお、本人は欠席していたため不在だったが、その理由は明らかにされていない。

本話にて保健の授業風景が初めて描かれた。保健の授業は修学旅行後のエピソード(喪95「やけに詳しい」)でも描かれている。

翌日、黒板に記載されていた班決めの結果は智子の身体で一部隠れてしまっている箇所があるが、全部で8班ある模様。修学旅行4班のメンバー表記がアップになるシーンではなぜか内笑美莉だけが見切れてしまっているため(意図的かどうかは不明)、彼女の名字のみ明らかにされていないが、判明するのはかなり先のエピソードとなる(本人のページも参照)。なお、この時点ではゆりとうっちーのどちらが「田村」姓なのかは判断できない。

本話も収録された単行本8巻の帯には、修学旅行編が目玉であることをアピールするかのように荻野先生(イラスト付き)のセリフ「黒木が組んであげるってー!!」が大きな赤色のフォントで書かれている。

単行本12巻の発売を記念して2018年2月14日に開催されたガンガンONLINEのバレンタイン企画イベント(詳細は12巻のページを参照)にて、ガンガンONLINE公式アカウントからアップされた1,000リツイート達成告知ツイートに本話最終ページの智子のカットがセリフ1)を差し替えた上で流用された。

研究ノート

扉絵

体育座りをしてグラウンドの方を見る体操服(ジャージ)の智子

扉絵

外部リンク

1)
「そうだ ぼっちや余りものが集まったところで結局自分がぼっちであることは変わらないんだ それにしてもさすがぼっちと余りもの…ろくな奴がいない…」(元セリフ)→「たくさんのリツイートありがとう!! 2月22日発売コミックス第12巻もよろしくね!!」(差し替え後のセリフ:赤フォント)コミックスの案内は企画当時のもの
喪69.txt · 最終更新: by syumote · 文書をロックしているユーザー: 20.171.207.21