黒木智子の2・3年次のクラスメイトである吉田茉咲の母親。本名が明らかにされていないため、本サイトでは便宜上「吉田母」と呼称する。

髪型は無色(作画上のもので、娘と同様に金髪かどうかは不明)のロングヘアーを後頭部でまとめている。肩まで伸びた真ん中わけの前髪が特徴(上記「基本情報」の画像)。また、目元やまつげは娘のそれとよく似ていることから、吉田さんのこれらの特徴は母親から受け継いでいることがわかる。年齢は明らかにされていない(クラスメイトの保護者共通の特徴)。

一人称は不明だが、娘に対しては「茉咲」(喪160)と呼んでおり、娘は友人との会話時に「親」(喪173「田中と吉田」・181)と呼んでいる¹⁾。

吉田さんが母親の話題を友人たちに話している描写がないことから吉田母本人のパーソナリティは不明だが、面談指導に同席していた智子母に何度も頭を下げながら「すみません うちのバカのせいで」と謝っていた描写から、他者に対しては丁寧かつ腰が低い性格であることやこれまでも同様に娘へのフォローを入れてきた様子が窺える(なお、当の吉田さんはその様子を無言で見つめていた)。その一方で、娘に向かって「あっコラ! 待ちなさい!茉咲!!」と怒鳴りつけているような描写も見られたことから、丁寧な口調ながらも怒ると怖いような一面も持ち合わせているようである。

吉田さんが謹慎期間中に智子より普通自動車運転免許の取得を勧められたこと(喪159)がきっかけで免許の取得を考えた際には、合宿免許費用を半額分負担することを提案しており²⁾、その結果吉田さんは夏休み中に合宿で免許の所得を目指すことになった(喪173「田中と吉田」) 。

娘の謹慎期間最終日に行われる面談指導(五者面談)に出席するために学校へ訪れた。この時の服装はスクリーントーンがかかったスーツの上下を着用している。面談指導終了後は娘と共に謹慎処分を受けた智子の母親に対して娘の行為を謝罪していたが、彼女からは「いえいえ こちらこそご迷惑をかけて」と笑顔で返されている。その後、智子たちより一足早くその場を立ち去った娘に向かって怒鳴りつけていた(喪160)。

喪160 喪173?(“親”という言及のみ) 喪181?(“親”という言及のみ)