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喪158

喪158

モテないし謹慎する

基本情報

収録巻 16巻
英題 I'm not popular, so I'm suspended.
ページ数 16

あらすじ

喪156の「二人乗り」の後とその翌日の喪話。後者については喪157前半を智子視点で描いている。

登場人物

黒木智子 吉田茉咲 荻野先生 光山先生(初) 智子母 数学教師 1年担任 平沢雫 内笑美莉(声のみ) 宮崎さん&かよ(声のみ) 麗奈(言及のみ) 田村ゆり(ラインのみ) 加藤明日香(ラインのみ) 成瀬優(言及のみ) 根元陽菜(言及のみ) 田中真子(言及のみ)

名言

電話かけてきてもいいけど(田村ゆり)

はい 行ってらっしゃい(智子母)

吉田さんの言う面白い話といえばパチンコか暴力系の話でしょ 無理だから(黒木智子)

つーか イキってねーわ 殺すぞ(吉田茉咲)

それ「お前って電車好きそうだな」並みの煽りだぞ!!(黒木智子)

私はガチ●ズさんからはきてないけど……(黒木智子)

補足

本話において吉田さんは久しぶりに麗奈を「れな」と呼んでいるが、「れいな」と「れな」の呼び分け基準は不明。⇒単行本では「れいな」に修正されている。麗奈の研究ノートを参照

1年担任は智子が1年次の担任であり、2年4組の教科を担当していた。吉田茉咲とは喪77でアダルトチャンネルを閲覧するのに必要なカードの返品の際にも接点がある。

今回吉田さんが智子に飲み物を奢っているが、喪98では智子が吉田さんにコーヒーを奢っている(実際は今江恵美に御馳走しようとしたところ帰ってしまったので、急遽吉田さんに振る舞ったのだが)。

今回は謹慎対象者の2人の謹慎の前日~1日目まで描かれている。校則違反時の謹慎処分の詳細が説明された。

研究ノート

中分け眼鏡教師の名前について

説1

本話で初登場の髪を中分けにした眼鏡教師は、荻野先生の言葉から堀先生であり、生徒指導担当の教師と思われる(同時に「どっかのクラス」の担任も受け持っている)。名前は堀幸一に因むか?

説2

説1について、荻野先生の台詞から読み取れるのは智子のために私立校の入試問題を用意した教師の名前が「堀」ということだけであり、それがすなわち若い眼鏡の教師であると断定できる描写はこの時点では見受けられない。

その後(追記)

喪211にて、中分け眼鏡教師の名字が「光山【みつやま】」であることが判明した。よって、上記で触れられている堀先生は、現時点において荻野先生の台詞で言及こそされているが、未登場である教師の可能性が高くなった。

謹慎中の時間割 及び 原幕の時間割 について

作中のホワイトボードによれば、智子と吉田さんの謹慎中の時間割はこのようになっている。

1:0830~0920
2:0930~1020
3:1030~1120
4:1130~1220
 :1220~1310
5:1310~1400
6:1410~1500
7:1510~1600
8:1610~1700
清掃・反省文提出
  1730下校

光山先生の発言によればこれは、「一般の生徒とは接触できないよう時間はずらしてある」

一方、17巻喪163「こはるちゃん1」の2齣目をもとに、1150が原幕における3限の終了であると考えると、原幕のふつうの時間割は、

1:0900~0950
2:1000~1050
3:1100~1150
4:1200~1250
 :1250~1340
5:1340~1430
6:1440~1530

と推測される。本喪(喪158)での智子の「さすがに30分早いと生徒ほとんどいないな……」という言葉とも整合する。

0900始業は一般的な高校の始業として遅すぎると感じられるが、もし1150を4限の終了と解釈するなら、始業は0800となり、謹慎時間割も0730開始でないとおかしい。 また、喪163の場面も、4限終了時に昼休み後の授業の心配をしていることになり合わないので、ここでは以上の解釈とする。

すると、謹慎時間割のうえに、前喪(喪157)の時間が次のように重なる。

1:0830~0920 登校、SHR
2:0930~1020
3:1030~1120 1050~1100頃、「黒木ー!!」
4:1130~1220
 :1220~1310
5:1310~1400
6:1410~1500
7:1510~1600 指導室の外にゆりちゃんと真子さんが立つ
8:1610~1700
清掃・反省文提出
  1730下校

うっちーは「朝」「1~2限のあいだの休み」と智子を探して、「2~3限のあいだの休み」にも見掛けないことから、「もう3時間目なのに黒木がいなさすぎる」という発言になったことがわかる。

また、ふつうの終業が1530であるのに対し、謹慎組の終業が1700であることから、これなら下校時にも隔離されていることがわかる。 次の喪159における、教室の扉を開けたら空っぽ、という場面にも実感が湧く。

自宅謹慎が学校という社会の外に蹴り出すことなのに対し、原幕の登校謹慎は、学校という社会のなかでの「禁固刑」に近い性格を持つことが実感できる。

扉絵

生徒指導室にて長机のパイプ椅子に座る智子と吉田さん、それを見つめる荻野先生、ドアを閉める中分け眼鏡教師。

扉絵

外部リンク


喪157 喪159

喪158.txt · 最終更新: by mokonymous