仁美さん
基本情報
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本名 | |
あだ名 | 仁美(ひとみ)さん |
英語表記 | |
初登場 | 喪177(前編) |
肩書き | 声優養成所の受講生 |
家族 | 不明 |
所属 | 声優養成所 |
名前の由来 |
概要
根元陽菜が通っている声優養成所の受講生である成人女性(後述)。声優養成所仲間の根元さんからは「仁美【ひとみ】さん」と呼ばれているが、苗字は明らかにされていない。
特徴
髪型はトーン処理されたかきあげ前髪のボブカット(高校時代は毛先パーマの無色ロングヘアー)・太い上まつげとまゆげ・本作品の登場人物では珍しい左目下の泣きぼくろが特徴。年齢は明らかにされていないが、当時18歳の根元さんが黒木智子に「いや仁美さん 一応2つしか違わないけど」(喪177(前編))と説明していた時のセリフから20歳であることがわかる。仁美さんと初対面だった智子は「エロいから」という理由で25歳くらいだと予想していた(喪177(前編))。
高校時代はクールな印象を受けるような表情を見せていたが、高校卒業後の現在ではにこやかな表情を絶やさない女性として描かれている。初対面の智子に対しても優しく接し、頒布作品の試聴を勧めたり1)新作を含めた頒布作品4枚分をプレゼントするという太っ腹な一面も見せた。智子曰く「この前にいる声優というか性優のお姉さん」(喪177(前編))。
声優養成所に通う(作中での描写なし)傍ら、一年前から同人活動も行っており(喪177(後編))、仁美さん友人(後述)とともに18禁の同人サークル「耳レイプ」を運営している。同サークルの頒布作品であるドラマCDは仁美さん友人が企画・イラスト・テキストを担当し、仁美さんがアテレコを担当する分業体制で制作されている。声優養成所の受講生という身分ではあるが、聴取者がまるでリアルに性的な体験をしているように感じてしまうほどの声質や高い演技力を有しており、同人業界では頒布作品が7,000回もダウンロードされるほどの人気を博していることから事実上の声優デビューを果たしている。実際にCDドラマでの仁美さんの演技を聴いた智子は顔を赤らめ身悶えしつつ無意識に腰を振ってしまうほど興奮してしまい、根元さんは顔を真っ赤にしながら大汗をかいてしまった(喪177(前編))。
声優養成所や同人活動以外の日常生活に関しては言及されていないが「これ(ドラマCD)のお陰で生活費稼がせてもらって助かってるけど」(喪177(前編))というセリフから定職には就かずに声優養成所で夢を追いながら同人活動で生計を立てている可能性が高く、サークルの収入額を計算していた智子も「もうこれは声優でメシ食ってるな…」と推測している(喪177(後編))。
登場回
友人
仁美さん友人とは同学年かつ同じ高校に通っていたが、在学中は仁美さん曰く「そんなに仲良くなかった」(喪177(前編))という関係性で、その時の回想においても特に親しいような描写は見られなかったものの仁美さん友人本人は「私はずっと友達だと思ってたけど」と認識しており、後にそのことを告白した際に仁美さんが驚く一幕もあった(喪177(前編))。卒業後は、仁美さんが声優志望なのを何らかの方法で知った仁美さん友人より自分の作品に声をアテることを唐突に依頼されたことで驚くが、最終的に了承したことで同人サークルで活動をともにするという関係性へと変化し、夏コミで仁美さん友人を智子と根元さんに紹介する時の口調や二人でお揃いのチョーカーを身に付けていたことからも高校時代より親密になったことが窺える。
年下の声優養成所仲間である根元さんに対しては「陽菜ちゃん」(喪177(前編))と呼んでおり、ラインのやりとりを行う良好な関係を築いている。仁美さんが夏コミにサークル参加した際も根元さんにラインでスペース番号を伝えており2)、彼女が差し入れ(幕張ポテト)持参でサークルへ訪れた時は大変喜んでいた。また、根元さんも年上の仁美さんに対してきちんと敬語を用いていることから、敬意を持って接していることがわかる。
補足
作中では智子が「耳レイプ」処女作品の収入額を計算後に「えっ!? 一千万近く!?」と驚いていたが(喪177(後編))、明示された数字から正確な額を算出すると1,300円(販売価格)×7,000回(ダウンロード回数)=910万円となる(ただし作成に関わる諸経費や仁美さんの取り分に関しては作中では言及されていないため考慮しないものとする)。