単行本2巻54ページ目(喪13:モテないし夏休みを満喫する)にあるモノローグ。
夏休み六日目の夜、いわゆるリア充の夏休みっぽいことをまったくしていない事に、身体をジタバタさせるほどに焦燥感を抱くもこっち。
眠れない… 何もしてないのにもう夏休み6日も終わってしまった
こわいこわいこわい これじゃすぐに夏が終わっちゃう!! なんでこんなすぐに明日がくるの!?
誰か…誰か… 私を助けて…!! 誰かーー
なんと言うか…、もこっちのこういう気持ちが良く理解できつつも、同時にここまで自分を無理に追い込むことはないんじゃないかと慰めてあげたくなります。
翌日、弟と一緒に花火をするという事でいちおう落ち着いたもこっちですが、弟には断られてアイスをあげるかわりに一人で花火をしている所を弟に見てもらう事にします。夏の花火には楽しさや華やかさと共にある種の物悲しさがつきまとうものですが、線香花火以上に物悲しい花火が存在するとは思いもよりませんでしたね。