モテないし文化祭1日目(後編)
収録巻 | 25巻 |
英題 | |
ページ数 | 14 |
初出 | 2024年2月22日(アプリ) |
前話「サチちゃん」からの続き。黒木智子と黒木智貴の関係についての質問にはっきり答えようとしない田中真子に内心イラ立っていた美馬サチは、開き直って自虐的な発言をした。事実を述べるべきか否か迷っていた真子は、サチの取った態度に対して二人がきょうだいであることを正直に伝えるが… 。
「痛怖」の続き。結局、根元さんと二人でお化け屋敷に入ることになったゆりは、彼女の悲鳴を延々と聞かせられるはめになってしまうが…?
「連携」の続き。お化け屋敷を出た根元さんとゆりは智子たちと合流したが、智子は根元さんの様子が何やらおかしいことに気付き、彼女に質問した所…?
「初見」の続き。一緒にコーヒーカップに乗ることになったきーちゃん・雫・うっちー。きーちゃんはうっちーに蛍輝祭に潜入した事情を話し、とある人物の学校生活の様子についての質問を投げかけた。
※上記短編「あらすじ」の項目を参照。
一瞬で用済み感出した(美馬サチ)
びっくりしぁー!!→びっくりしたぁー!!(根元陽菜)
お化けじゃなく妖怪ゆりドンの仕業じゃない?(黒木智子)
最初に会うレベルの人じゃなかった……(里崎希心)
「キモい」と言ったら黒木のこと親族の前で貶めることになる!(内笑美莉)
単行本25巻では喪220として収録されているが(詳細は喪220(前編)のページを参照)、本話にあたるのは24~37ページとなる。
「利用」にてサチが「3年女」と呼んでいた人物は小宮山琴美である。「あんたが話してた智貴くんの家に行ってる3年だ」という本人の発言(喪213(前編))や、作中で自己紹介を交わした描写が見られないことから小宮山さんの本名を認識しておらず(喪205・213(前編)など)、このような呼び方になったものだと思われる。また、小宮山さんも同様にサチの本名を認識していないふしがあり、彼女を名字や名前で呼んでいる描写が現時点ではみられない(喪213(前編)など)。呼び方一覧も参照のこと。
前話「エログロ」にて3年6組の出し物の名称が「三ノ六 タイムスリップおばけやしき」だと判明したが、本話「痛怖」ではなぜか「二ノ六」と記載されており誤記だと思われるが、単行本25巻では修正されていない。また、ゆりの「苦手じゃないど」は「苦手じゃないけど」の誤りであると考えられるが、これも修正されていない。
ガンガンONLINE初出時の「連携」では根元さんが「びっくりしぁー!!」という叫び声を上げていたが、単行本25巻収録時に「びっくりしたぁー!!」と修正されていたことから、前者の叫び声は脱字によるものであったことが判明した。
「80%の力」にて、本作品のファンの間で有名になった「ゆりドン」(非公式)というワードを智子のセリフとして用いているシーンが存在する。ゆりドンについては喪124の「補足」の項目も参照。
「初見」にてきーちゃんがうっちーと初めて会った時に想像していた写真は、智子が根元さんから贈られた遠足の記念写真のうちの一枚で、きーちゃんはGWに黒木家へ訪れた際に目にしている(喪141)。また、うっちーへの第一印象はそこまで気になる人物ではないと言及されているが、「気になる人物」についての考察は喪141の研究ノート「遠足の集合写真について」を参照。
「高いレベル」にて登場人物がそれぞれ披露していたエピソードトークの初出は、披露順より喪80(パンツ盗み)・喪87(弁当のおかず)・18巻おまけ(お風呂で胸もまれ)・喪16(カードゲーム)・喪135(メイク)・喪114(バレンタイン1) )となる。なお、雫のエピソードトークについては、智子が雫と出会ってからしばらく経った頃(喪149)まで雫の可愛さを褒めることはなかったことから、雫は意図的にエピソードを盛っている、もしくはウソを付いていることになる。
ガンガンONLINEのトップページに貼られている本作品のバナーに「利用」にて描かれた真子のイラストがカラー化された上で使用されている。キャッチコピーは「顔は誠実 その本心はー!?」。ちなみに真子のカラーイラストは単行本13巻の表紙以来、約5年ぶりとなる。
「80%の力(パワー)」と智子の発言、「魔界のパワー系B級上位妖怪」の元ネタは冨樫義博(とがしよしひろ)による『幽☆遊☆白書』の戸愚呂(とぐろ)弟。
「高いレベル」の内の発言、「キモかわいい」の元ネタはダンシング・ベイビーとお笑いのアンガールズ。
最後のキモトーク、黒木大好き芸人の元ネタはテレビ朝日系のトークバラエティ番組、『アメトーーク!』。喪34でも「昨日ア●トーク見た?」という発言を確認できる。