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喪226_後編

文書の過去の版を表示しています。


喪226(後編)

モテないし文化祭2日目(後編)

基本情報

収録巻
英題
ページ数 9
初出 2024年11月14日(アプリ)

あらすじ

前々話・前話に続き、蛍輝祭(文化祭)2日目の様子を描いた短編回

アニメ監督

根元陽菜加藤明日香クラスの宣伝のためにちらしを配っていた。そして根元さんを弄っていた黒木智子田村ゆりもちらし配りに参加することになったが…。

登場人物

変身

智子とゆりはマクゾーの着ぐるみが置かれていたことに気付く。そして二人でそのことについて会話しているうちに智子がとある衝動に駆られてしまう。

登場人物

おおごと

「変身」の続き。マクゾーの「中の人」になった智子は吉田茉咲たちや涌井美月に近付き、とあるイタズラを行っていたが、涌井さんはマクゾーの様子がおかしいことに気付いてしまう。

登場人物

思い

「おおごと」の続き。ダウンしてしまったマクゾーの中身が智子だったことに驚く涌井さん。加藤さんのフォローや生徒会メンバーのとりなしのおかげで問題にはならなかったが、納得のいかない涌井さんは智子に対してとある思いを抱いていた…。

登場人物

登場人物

※上記「あらすじ」の項目を参照。

名言

子供が私を嫌ってるんじゃなく私が子供を嫌ってる(田村ゆり)

極めて何か生命【わたし】に対する侮辱を感じる…(黒木智子)

人生で一度は着ぐるみの内臓になってみたいよね(同上)

私は頑張って努力して勇気出して…… 今の位置にいるのに(涌井美月)

補足

作者の更新告知ポスト(下記「外部リンク」参照)に添付されている「アニメ監督」1ページ目のネームと完成原稿では智子の発言(テキスト)が一部異なる箇所が存在している。具体的に挙げると、前者では短編題に関連する人物がフルネームで記載されていたことに対し、後者では名字のみの記載になっている1)。ファンからのリプライでも言及されているが、作者は本件についてコメントしていない。

「アニメ監督」にてゆりが発言した「娼婦の発声」は、1992年に上映されたアニメ映画『紅の豚』の声優オーディションで宮崎駿監督が女性声優の発声についてコメントした際に用いられた表現である。

「アニメ監督」での智子の「極めて何か生命【わたし】に対する侮辱を感じる…」という発言の元ネタは、2016年にNHK総合テレビにて放送された宮崎駿監督のドキュメンタリー番組『NHKスペシャル 終わらない人 宮崎駿』にて人工知能(AI)を活用したCG技術を紹介された際に不快感を覚え、激怒した宮崎監督が発したコメントの一部分(「(前略)極めて何か生命に対する侮辱を感じます」)だと思われる。なお、「アニメ映画」では全く異なる意味合い2)で使用されている。

「思い」での涌井さんの回想で今江恵美と接しているシーンや、お互いを「先輩」「美月ちゃん」と呼び合っている描写から両者は今江会長時代には既に面識があり、涌井さんも生徒会活動に参加していた様子が窺える。

「思い」にて現生徒会メンバーだと思われる明るい色の髪で眼鏡を掛けた男子生徒(姓名不詳)が初登場した。彼は涌井さんの回想でも共にあいさつ運動を行っている様子が確認できる。前話「気にならない」から引き続き登場している明るい色の髪でツインテールの女子生徒(姓名不詳)も同じく現生徒会メンバーだと思われるが、詳細は不明。

マスコットは中夜祭(喪224(前編))で涌井さんから「マクゾーくん」と紹介されていたが、「思い」では生徒会女子が「マクゾー」と呼んでおり、どちらかがマスコットの正式名称だと思われる。なお、本ページおよび原宿教育学園幕張秀英高等学校のページでは便宜上後者を正式名称として呼称する。

前々話扉絵に今江さん・生徒会女子とおぼしき人物が描かれていたが、「思い」にて再登場した二人と前述の人物の服装や特徴が一致したことで、本人だったことが確定した。

研究ノート

外部リンク

1)
2ページ目ではゆりのモノローグで当該人物のフルネームが記載されているが、こちらは伏字処理されている
2)
来場者の男性が智子からはちらしを受け取らなかったにもかかわらず、加藤さんに対してはちらしが欲しいと声をかけていたことについての不満
喪226_後編.1731813161.txt.gz · 最終更新: by syumote