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喪21
モテないし文化祭に参加する
基本情報
| 収録巻 | 3巻 |
| 英題 | I'm not popular, so I'll be in the culture fest. |
あらすじ
文化祭二日目の解放日、成瀬優が智子を訪ねて文化祭に訪れる。1日目はクラスに居所がなくうろついたがまずいたこ焼きを食べたこと、軽音楽部の発表で変なノリを求められて吐いてしまう嫌な思いしかなかった。
ゆうちゃんが智子のクラス訪れる。会いたかったと智子に抱きつくゆうちゃん。それに動揺しながらも不思議な安らぎを感じ、案内しているうちに再び抱きついてもらえないかと考えを巡らせる。
ゆうちゃんも帰り、一人になった文化祭終了間際。今江恵美が一人ぽつんと座る智子を見つける。文化祭で使った着ぐるみを着込んで、智子をそっと抱きしめ風船を手渡す。
登場人物
名言
「ちくしょう!せっかくだからケツ触っとくか…!!」(黒木智子)
補足
原宿教育学園幕張秀英高等学校の文化祭は「蛍輝祭」(けいきさい)という正式名称が付けられており、本話冒頭での智子によるナレーションおよび校門のアーチや校内に貼られているポスターで確認できる。その他詳細は原幕のページの「学校行事・イベント」を参照されたい。
1年10組の催し物である「コスプレcafe」は「男の娘【おとこのこ】メイド1)います。」がウリの一つで、作中では清田良典が女装して接客している様子が描かれている。また、作中の描写を見る限りではそれなりに盛況だった様で「お湯まだ沸いてないの!?」と発言している根元陽菜の語調の強さからも、準備が追い付かなくなりそうになり慌てている様子が窺える。
本話ラストのエピソードは卒業式(喪115(後編))に関連しており、この時智子は着ぐるみの中に入っていた人物が誰だったのかを知ることになる。
研究ノート
岡田さんの反応について
智子がゆうちゃんと再会した様子を見た岡田茜が「?」と驚いた様な表情をしていたが、この反応は、智子に友人がいたことに対してなのか?それとも「もこっちのメイド姿 見たかったなー」というゆうちゃんのセリフに対してなのか?
映画の約束について
本話では、ゆうちゃんと智子が会話の話題にしていたテレビアニメ関連の映画を観に行く約束をするが、後日(喪29)、ゆうちゃんが智子に映画に行けなくなったという断りの電話を入れているシーンがあり、本話から繋がっているかもしれない。
扉絵
文化祭、蛍輝祭のポスターの貼られた窓から模擬店の広げられた中庭を覗く智子
