特別編(ガンガンONLINE初出時)→特別編15(単行本23巻収録時)
収録巻 | 23巻 |
英題 | Special chapter 15 |
ページ数 | 15 |
初出 | 2023年1月5日(アプリ) |
喪103の1年後、再びきーちゃんの夢を見る智子。二人は去年の夢の内容を覚えていて、きーちゃんは智子の夢への干渉力が弱くなっているため今年は長ナスを自分で尻に入れて欲しいとお願いする。
夢の中ではドレスを着てたくさんのウサギやぬいぐるみに囲まれて恍惚とした表情の吉田さん。現実では一緒にこたつに入っていた杏奈・麗奈・二木さんらに寝言を聞かれる。
智子や吉田さんら仲の良い友人たちと道路標識や縁起物の飾りでいっぱいの道路を歩くという抽象的な夢を見るゆり。小さな段差で足を踏み外して…。
魚が漂う不思議な空間の夢を見るうっちー。後ろから声をかけられて振り返った先にいた人物は…。
智貴と恥ずかしい事をする夢を見たと朱里に電話をするこみちゃん。楽しそうに話すこみちゃんに対して正月早々気持ち悪い話を聞かされた朱里の反応は…。
※上記「あらすじ」の項目を参照。
お願い 私と世界【ゆめ】が消える前に……(里崎希心)
夢だから? それとも昨年拡張されたから!?(黒木智子)
ウサラ… うーたん うさこ…(吉田茉咲)
初夢…… 初キモの出→初キモ出……(内笑美莉)
へー先輩にも恥の概念あるんですね(井口朱里)
本話のサブタイトルは、ガンガンONLINE初出時ではナンバリングがない「特別編」だが、単行本1巻収録の「特別編」と区別がつかなくなるため、本サイトでは便宜上「特別編15」と呼称していた。その後、単行本23巻に「特別編15」のサブタイトルで収録されたことにより、ナンバリングが確定した。なお、その際に収録順が喪212と入れ替えられている。
本話はガンガンONLINE初出時の時点では短編サブタイトルのフォーマットが統一されておらず、智子・吉田さん・うっちーの3名については若干異なる表記がされていたが(本件に関しての考察は研究ノートの項目を参照) 、単行本23巻収録時にゆり・小宮山さんのものに合わせる形で修正され、5名全員の短編サブタイトルが統一された(「内の初夢」についてはうっちーの一部セリフも含む)。なお、本ページの当該箇所は「修正前→修正後」と記載している。
ゆりの短編の「登場人物」の項目にて前述した「飛び出し坊や」とは、子どもの飛び出しを自動車などの運転者に注意喚起するために設置される看板の呼び方の一種で、全国各地に多種多様なデザインで設置されている。一説には滋賀県が発祥とされており、同県の看板製作会社がデザインした図柄のものがみうらじゅん氏によって「0系」と命名され、有名となったタイプは「飛出とび太」という本名を持ち、文房具やストラップ・お守りなどのグッズも販売されている。
2023年10月2日~22日にガンガンONLINE15周年記念イベント「厳選バナートーナメント」が開催され、一回戦(予選)の第1グループに「小宮山琴美の初夢」で描かれた小宮山さんのイラストが使用された本作品のバナーがエントリーされたが、結果は惜しくも一回戦(予選)で敗退した(詳細な結果は下記「外部リンク」を参照)。
ガンガンONLINE初出時において、「黒木智子の夢」ではきーちゃんが「お姉ちゃんの初夢」と発言していることから智子の初夢に関するエピソードで間違いないが、智子編のサブタイトルのみなぜか「初夢」ではなく「夢」となっているのは何か意図があるのだろうか?また、「吉田の初夢」「内の初夢」では二人とも氏名が明らかになっているにもかかわらず、サブタイトルが「○○(氏名)の(初)夢」というフォーマットからわずかに外れているのもいささか不思議に感じられる。もっとも、サブタイトルについてはかつて前例があっただけに、作者の単なる付け忘れという可能性もあるが…。
→「補足」の項目で前述した通り、単行本23巻へ収録時に修正されたことで特に意図があったわけではないことが確定した。
「小宮山琴美の初夢」の3コマ目の建物はおそらく幕張テクノガーデン(撮影スポットは不明)。