目次

喪230(前編)

モテないしそれぞれの舞台 前編(扉絵での表記。詳細は補足の項目を参照)

基本情報

収録巻 27巻
英題
ページ数 12
初出 2025年2月6日(アプリ)

あらすじ

蛍輝祭(文化祭)2日目の様子を描いた短編回

舞台挨拶

出し物「CiNEPLEX」開催中の3年5組の教室では、黒木組映画『こういう青春』が上映されていた。観客の中には吉田茉咲に連れられてきた今江恵美や、マクゾーの中に入っている黒木智子と別れて教室へ戻ってきた田村ゆり根元陽菜の姿もある。そして映画を見ながら智子の不在に思う所があったゆりは、岡田茜にお願いしてとあるアクションを起こそうとしていた。

登場人物

田村ゆり 根元陽菜 田中真子 岡田茜 吉田茉咲 今江恵美 黒木智子(言及のみ)

覚醒

一方、校門近くでは…涌井美月の打撃をモロに食らってダウンしていた智子が成瀬優からの呼びかけで目を覚ました。マクゾーの着ぐるみを脱がされてゆうちゃんに膝枕されていた智子は、再び眠気が襲ってきたため彼女にとあるお願いをするのだが…?

登場人物

黒木智子 成瀬優 内笑美莉 涌井美月 里崎希心 加藤明日香

ロッ●を応援してて眼球を舐めたい

喪222(後編)1)のその後を描いたエピソード。

3年6組の教室前では、伊藤光が前日に成田美保佐々木風夏と共に行ったセッション(喪222(後編))のお礼を美保さんへ渡していた。そして美保さんが伊藤さんの傍らにいた小宮山琴美に対して黒木智貴へちゃんと告白してほしかったと告げた所、小宮山さんはとあるワードを口にしてしまう。その様子を目の当たりにした伊藤さんは最悪の事態を回避すべく、とある行動を起こそうとするが…?

登場人物

伊藤光 小宮山琴美 成田美保 佐々木風夏 黒木智貴(言及のみ) 黒木智子(言及のみ)

登場人物

※本項目では上記以外の登場人物を挙げる(2名共、扉絵かつ後ろ姿)。

清田良典 二木四季

名言

このまま終わるの 少しだけもったいない気がする…… 智子の為にも…… 私も……(田村ゆり)

多分 この瞬間の記憶は永遠に残ってない(同上)

ゆうちゃん……? 何これ ゆうちゃんに罵倒される夢…!?(黒木智子)

私も本当は思いを伝えたかったけど 急なロッ●応援歌で究極にテンション上がって それがなんかもう性欲に昇華されちゃってあんな性欲丸出しのこと口走っちゃって……(小宮山琴美)

あっあっ…… 琴は智貴くんのこと好きで眼球舐めたいんだよね(伊藤光)

補足

ガンガンONLINE(アプリ版)では本話の公開に合わせて、6日後の2月12日に発売予定である単行本26巻に収録されるエピソード情報やフェア情報(購入特典の店舗別一覧)が公開された。

本話サブタイトルの「前編」表記について、扉絵ではカッコなしで表記されていることに対してガンガンONLINEアプリ版のバックナンバー一覧ではカッコ付きで表記されており、若干のゆれが見られる。本ページでは前者での表記とする。

吉田茉咲今江恵美を連れて5組の教室へ向かっていたが(喪227)、4組の教室近くにいた描写(喪228)を経て「舞台挨拶」ではゆりたちと共に映画を鑑賞しており、二人が無事に到着したことがわかる。

ゆりと根元さんは智子マクゾーを別の場所に連れていった後(喪227)に二人揃って姿を消しており、理由も明らかにされていなかったが(喪229)、「舞台挨拶」にて5組の教室へ移動していたことが判明した。

「舞台挨拶」にてゆりが言及していた「昨日のこと」についての詳細は喪224(後編)のページを参照。なお、「世界一面白くない根元」というワードは当該エピソードと本話で共通しているが、本話が回想だったからかゆりの発言(根元さんへの辛らつな言葉)が追加されている。

本話が収録された単行本27巻のカバー裏「現実」で描かれているゆりと根元さんの掛け合いは、「舞台挨拶」のワンシーンが用いられている。

「ロッ●を応援してて眼球を舐めたい」の短編題は小宮山さんのことを指しているが、「眼球を舐めたい」のくだりは以前伊藤さんとスカイプ勉強会を行った際に発した独り言である(詳細は喪143のページを参照)。本話の描写から伊藤さんは独り言をしっかり聞いていたことがわかるが、当時の伊藤さんは集中線が描かれていたことから、何らかの反応を示していたことが窺える。

研究ノート

扉絵

3年5組の教室の模様。モニターをチェックしている清田くん、二木さんに寄り添いつつ何やら話しかけている岡田さん、そしてひとり佇むゆり。

扉絵

外部リンク


喪229 喪230(中編)

1)
単行本26巻には前中後編がまとめられた喪222として収録