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喪61

喪61

モテないし驚かす

基本情報

収録巻 7巻
英題 I'm not popular, so I'll terrorize.
ページ数 7
初出 2014年6月19日

あらすじ

前話から引き続き、夏休みに黒木智子里崎希心と遊ぶ様子を描いたエピソード。

夜の里崎家では、智子ときーちゃんがノートPCからインターネットの怪談話動画「オカルト 洒落にならない怖い話」を見ていた。怪談「八尺様」の動画できーちゃんを怯えさせることに成功した智子は、まるで勝ち誇った表情で白々しく謝ることで、ここぞとばかりに彼女をイジっていた。その後、就寝時のきーちゃんの様子が…?

翌日、二人は縁側できーちゃんの母親が用意してくれたスイカを食べていたが、途中できーちゃんが席を外してしまう。そしてひとりでスイカを平らげ、麦茶を飲んで一息付いた智子が外を眺めていると…?

登場人物

黒木智子 里崎希心 きーちゃん母(言及のみ)

名言

きーちゃん きぇーい!(黒木智子)

おもらししたの?(里崎希心)

例えば麦茶飲んでそれが膀胱から出たとしても それは麦茶でしょ? 違う?(黒木智子)

補足

二人が見ていた「オカルト 洒落にならない怖い話」は「八尺様」に言及していたことから、2ちゃんねる(当時)のオカルト板のスレッド「死ぬほど洒落にならない怖い話を集めてみない?」もしくは有志が当該スレを元に作成したまとめサイトが元ネタだと思われる。

前項に関連して、智子は3年次の回想にて「洒落にならない怖い話」を死ぬほど読んでおり、一時期「お化け屋敷P【プロデューサー】」になりたかったことが明らかにされた(喪210(後編)1)「真夏の昼の悪夢」)。また、本話にてきーちゃんのいたずらでお漏らししてしまったことが忘れられない出来事だったからか、智子は蛍輝祭の出し物(お化け屋敷)のアイデアで悩んでいた佐々木風夏にアドバイスする際にお漏らしの件を経験談2)として語っている(喪210(後編)「真夏の昼の悪夢」)。

本話にてきーちゃんが智子に「お姉ちゃん お母さんがスイカ切ったから食べよ」と発言していたことから、前話で智子母と会話していた人物はきーちゃんの母親であることが確定した。

きーちゃんが智子にいたずらの種明かしをしていたシーンで「これ 家にある案山子だよ」と発言したことから、里崎家では案山子が必要となる農作業を営んでいる可能性が高い。

智子は1年次の夏休みにも「怖い話まとめ 洒落にならない話」(喪13「3日目」)という動画が原因でお漏らししてしまっており(喪13「認める」)、本話も含めると夏休みに2年連続でお漏らししてしまったことになる。3年次の様子は夏休み特別編のページを参照のこと。

研究ノート

外部リンク

1)
単行本23巻には前中後編がまとめられた喪210として収録
2)
この際、黒髪ロングの案山子を手にしている本話のきーちゃんがイメージ画像として登場していた
喪61.txt · 最終更新: by syumote