喪214(前編)
モテないし前夜祭(前編)
基本情報
| 収録巻 | 24巻 |
| 英題 | |
| ページ数 | 8 |
| 初出 | 2023年4月27日(アプリ) |
あらすじ
蛍輝祭前日編から続く、前夜祭編のエピソード。
蛍輝祭前夜、二木四季の映画編集作業を見守るためにみなで一夜を過ごせる場所として彼女が杏奈から教えてもらった学校近くのスーパー銭湯にやって来た黒木智子たち(喪213(後編))。スーパー銭湯で一泊して翌朝はそのまま学校に向かうけど心配はいらないと電話で智子母へ伝える智子だったが、不安をぬぐい切れない母は黒木智貴をお目付け役として派遣しようとする。姉のお守りを当初は嫌がっていた智貴だったが、母が挙げた数々の心配ごとをマジでありえると感じた彼はスーパー銭湯へ向かった。
そしてスーパー銭湯に到着した智貴は、館内で普段と変わらぬ智子の姿を見かけたことで安心して風呂に入ろうとすると、彼の姿を見た吉田茉咲が田村ゆりを誘って風呂に行こうとする。するとゆりのスマートフォンにとある人物からLINEのメッセージが…。
登場人物
名言
家と変わんねーじゃねーか!!(黒木智貴)
もう向かってる(内笑美莉)
………まこっちの分際で 自分の都合のいいように私を誘導するんだ…… ちょっとムカつく……(美馬サチ)
補足
単行本23巻の発売日(2023年5月11日)が扉絵にて初告知された(ガンガンONLINE初出時のみ)。
本話にて母と智貴の会話シーンが描かれたが、二人の会話シーンは描写機会が少なく、以前のエピソードでは単行本1巻おまけや喪35が該当する(前者は単行本のみ)。
本話で杏奈と麗奈が見ていたテレビ番組(後述)の夕刊紙紹介コーナーで第4位だった「日刊ゲンジダイ」の元ネタはタブロイド判の夕刊スポーツ紙である日刊ゲンダイだと思われ、同じく第3位だった「夕刊経済」の元ネタは日本経済新聞(夕刊)だと思われる。また、この時の時刻表示(後述)から智子たちがスーパー銭湯を訪れたのは夕方であることがわかる。
ゆりが真子からのLINEメッセージを受信した際の描写から、真子が普段使用しているバッグに描かれているハリネズミのイラストを自身のアイコンに設定していることがわかる。
本話では美馬サチのプライベートタイムが垣間見えるようなシーンが初描写された。彼女がペン型のデバイスと思しきものを手にしていたことから、机に立てられたタブレット端末と思しきものを操作していた様子が窺えるが、具体的に何をしていたのかは明らかにされていない。
ガンガンONLINE初出時での前夜祭エピソードは本話を含めた前中後編(3話完結)となるが、単行本24巻には前中後編がまとめられた喪214として収録された。
研究ノート
杏奈たちが見ていたテレビ番組について
「補足」の項目で前述したテレビ番組は、左上の時刻表示が「5:10」を指している・内容が夕刊紙の記事をランキング形式で紹介している・その際のテロップのレイアウトといった数々の描写から、情報番組の『5時に夢中! 』(TOKYO MX1) )がモデルになっていると考えられる。同番組ではかつて「夕刊ベスト8」という8本の夕刊スポーツ紙記事をランキング形式で紹介するコーナー2) が放送されており、前述の「日刊ゲンジダイ」が第4位だったのはここから来ていると思われる。ちなみに同局は東京都のローカル局として開局したが、公式サイト内の「TOKYO MX 視聴ガイド」によると、千葉県の大多数のエリアにおいても視聴可能とされている。更に余談だが同番組は『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 小説アンソロジー』にて作者が自ら小説を手掛けた「モテないし夏休みのとある一日」の18ページに、智子の心の声という形でMXの「5時に夢中(暇人が見る番組)」3)と記されている。
扉絵
まんがを読んでいる智子とゆり、丼ものを食べている吉田さんと二木さん、ソフトクリームを手にしながらおしゃべりしている根元さんと加藤さん、クレーンゲームに興じる杏奈と麗奈…それぞれがリラックスタイムを楽しんでいるスーパー銭湯での一コマ。
