喪15
モテないし再会する
基本情報
| 収録巻 | 2巻 |
| 英題 | I'm not popular, so I'll have a reunion. |
| ページ数 | 14 |
| 初出 | 2012年3月15日 |
あらすじ
前話から引き続き、夏休みに黒木家へやってきたいとこの里崎希心と黒木智子の交流を描いたエピソード。
智子の部屋にていきなり彼女に声を掛けてきたきーちゃんは、図書館の場所を尋ねてきた。なんでも夏休みの宿題が読書感想文だと言う。智子は黒木家の近所に図書館があることを伝え、二人でそこへ向かうことになった。そしてきーちゃんが宿題に使う本を探しに行っている間にロビーで待っていた智子は、とある雨の日(喪5)に出会った男子高校生から声を掛けられた。当初、小坂くんと出会ったことを失念していた智子はナンパだと思い込むが、雨の日の話題を振られたことで彼が「自分を置き去りにした男2名のうちのひとり」だと思い出し、良い印象を抱いていなかった。ところが彼から傘の件の真相を明かされた途端、智子の表情が…?
登場人物
名言
えーと ももこちゃん?(小坂くん)
お お姉ちゃんとは Hなことだけできればいいんですか?(里崎希心)
この場で舌嚙み切って死にたいが これ以上迷惑はかけられない!!(黒木智子)
ふーーーーん(里崎希心)
補足
本話にて「市立図書館 資料館」が黒木家から徒歩で10分の距離に存在することが判明したが、研究ノートの項目で触れている通り、モデルとなった施設は前話「ファッションセンターむらむら」と同様、原作担当が居住している茨城県のものである可能性が高い。なお、千葉市の図書館(計15箇所)のうち、黒木家の居住エリアとして有力視されている稲毛(喪138の研究ノートの項目を参照)には稲毛図書館(稲毛区小仲台)が存在する。
本話にて再登場した男子高校生の名字が「小坂」であることが本人からの自己紹介という形で判明した。また、小坂くんは「来年受験だしさ」というセリフから高校2年生であることがわかる。
小坂くんが智子の名前を「ももこ」だと認識したのは、「ともこ」と名乗るはずだった彼女が緊張のあまり「と… と… も… も… もこ」とたどたどしく発音してしまったため。
小坂くんが思っていた「変なオジサン?」は、志村けん氏(コメディアン)の持ち芸のひとつだった「変なおじさん」を指していると思われる(智子の「そうです… 私がももこです……」という言い方が、変なおじさんが名乗る際の決まり文句である「そうです、私が変なおじさんです」と一致していたため)。
きーちゃんが図書館で借りた本のタイトル「ほっちゃん」は『坊っちゃん』(夏目漱石)が元ネタだと思われる。
きーちゃんが智子に言っていた「お姉ちゃんが言っていた彼氏?」は過去に智子がホラを吹いた時の設定「塾で知り合った一こ上の高校生」(前話)を指している。智子は本話にて更にウソを重ねていくことになるのだが、小坂くんのパーソナリティが判明したことで奇しくも「一こ上の高校生」は事実となった。
本話にて小坂くんと親密な関係性だと思しき小坂恋人(便宜上呼称)が初登場するが、本名やパーソナリティはいっさい明らかにされておらず、後に智子と小坂くんが二度目の再会を果たすエピソード(喪163「モテないし夏」)においても言及されていない。
きーちゃんが介入したためにこじれた事態を収拾しようとした智子が小坂くんに土下座したことは彼女のトラウマとして深く心に残っている出来事のひとつ1)だったようで、後に3年生初日の自己紹介で三度スベってしまった時に引き合いに出す形で回想している(喪122)。
研究ノート
本話に登場した施設のモデルについて
本話にて智子ときーちゃんが訪れた「市立図書館 資料館」のモデルとなった施設の考察については、下記外部リンク先の「Watamote Place」(公開終了)では古河市三和【さんわ】図書館・資料館(茨城県古河市仁連【にれ】)という有力な情報を挙げており、外観が作中のものと酷似していることや作中と同様に図書館と資料館が一緒になっていることから、こちらがモデルになったと考えられる。
外部リンク
- わたモテ舞台6 – きーちゃん回の図書館&衣料店 - Watamote Place(※「市立図書館 資料館」のモデル施設に言及)
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