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ぼっち卒業生

ぼっち卒業生

基本情報

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本名
あだ名   BOCHI【ボッチ】この3年生
英語表記
初登場   喪37
肩書き   高校生
家族  不明
所属 原宿教育学園幕張秀英高等学校

概要

原宿教育学園幕張秀英高等学校の男子生徒で学年は黒木智子の二つ上にあたる。智子1年次終盤の卒業式で原幕を卒業した(喪37)。本名が明らかにされていないため、本サイトでは便宜上「ぼっち卒業生」と呼称する。

特徴

髪型は黒髪のショートカット。前髪は真ん中分けでギザギザ状の形をしており、後ろ髪(うなじ)の先がハネている。また、本作品の登場人物の中では目がかなり小さいことも特徴。身長は148cm(単行本18巻特装版小冊子)の智子よりわずかに高く、高身長の人物が多い原幕の男子生徒の中では低めの部類に入る。一人称は「僕」(喪37)。

基本的に無表情なので他者からすれば何を考えているのかわからない・読めないような印象を受け、智子も関心を抱くきっかけとなった。表情については、偶然出会った智子(後述)との会話を重ねるうちにかすかな笑顔も見せていたことから、けして感情表現ができないというわけではない。また、会話でのコミュニケーション能力も備えており、話し相手となった智子とは初対面であったにもかかわらずしばらくの間会話を交わしており、彼女と別れる直前にはとある行為についての本音も明かしている(後述)。

卒業生の男子生徒1)から記念写真の撮影を頼まれた際は「あっ…うん…」と言いつつも引き受けており、下級生の智子に対しても頼みごとを強制させない・きちんとお礼を述べる・別れ際には励ましの言葉を伝えるという描写から、親切で優しい性格であることがわかる。

智子とぼっち卒業生は卒業式が最初で最後の会話となってしまったが、彼と翌年に卒業することになる今江恵美との出会いや別れを経験したことで、智子の卒業式に対する感情が徐々に変わっていくきっかけとなった。

初登場時のぼっち卒業生

前述通り智子1年次の卒業式後、卒業生・在校生の輪に入らずに校門前でひとり佇みながら彼らの様子を眺めていたのが作中での初登場となった。帰宅しようとしていた智子はぼっち卒業生の存在に気付くと、少し離れたところから彼を観察しているうちに自分と同じぼっちではないかと推測し、彼のパーソナリティについて関心を抱くようになる(上記「基本情報」の画像はこの時のもの)。

ぼっち卒業生は、卒業生の男子生徒が智子に記念撮影を頼んだ時に彼女が勘違い2)していたことをきっかけに自分から智子に話しかけた。智子は友人を待っているとウソを付いてしまったためにすぐに帰れなくなってしまうが、逆にぼっち卒業生に居残っている理由を尋ねると「今日で最後だし なんとなく残ってるだけで…」と返された。その後、自撮りで記念撮影を始めた彼をみかねた智子は自分が撮ることを申し出、彼の記念写真を撮影した。そして彼も智子に礼を述べた後に思い出になりそうだという理由で智子を撮ってもよいか尋ね、了承した彼女を撮影した。

そして、ぼっち卒業生は智子と別れる際に「中学の卒業式は終わってすぐ帰ったから 今回は逆に 人がいなくなるまで残ってみようと思って…」という居残りの本当の理由を話し、残ったところで何もないかと思っていた時に話してくれる人(智子)がいてくれてよかったという感謝の言葉を伝えた。その後、二人はお互いにエールを送り合いつつ別れた。その後は作中に登場していない。

登場回

友人

作中では友人といえる存在の人物は登場していない。また、中学校の卒業時や高校の卒業式後の様子(前述)からぼっちであることが暗に示されており、ぼっち卒業生と出会った直後の智子も「BOCHI【ボッチ】だな…」と推測していたが、彼が三年間の学校生活で本当にぼっちだったのかどうかは明らかにされていない。

補足

作中では1年次の智子と関わりを持った唯一の3年生となった。

研究ノート

1)
作中の描写を見る限りでは、ぼっち卒業生との面識はなかったと思われる
2)
記念に自分を撮ってくれるものだと思い込んでいた
ぼっち卒業生.txt · 最終更新: by syumote