体の不自由な暗殺者達が俺の命を狙うのはどう考えてもお前らが悪い! その2 の続きです。初めての方は その1 からどうぞ。
俺は友人を風呂場に行かせ、洗面器に水をはらせて石鹸を泡立てさせた。その間、俺は台所からスポンジを取って来る。これは本当にひどい事だ、しかし誰かがやらねばならない。俺達は姉の部屋の前の廊下で落ち合い、軽く敬礼の真似をして互いの準備が整った事を確認し、薄暗い姉の部屋へと突入した。
部屋の中があまり良く見えなかったが、俺はなんとかベッドに横たわる姉の姿を見つけた。マッサージ器が狂ったように振動音を立てている。本当にマッサージ器として使っていたんだろうか? しかし今は一刻を争う。姉が驚いて飛び上がる前に、友人が洗面器の石鹸水の半分を姉の体に浴びせかけた。
友人「これでもくらいなさい!」