夏休み特別編(ガンガンONLINE初出時)→特別編20(単行本27巻収録時)
※単行本収録版の内容は特別編20のページを参照
| 収録巻 | 27巻 |
| 英題 | |
| ページ数 | 5 |
| 初出 | 2024年8月1日(アプリ) |
智子と田村ゆりはビデオ通話を使いながら勉強していた。そして智子はゆりとの会話で、コンビニで立ち読みしていたというまんがの内容について話し出すが…。
ゲリラ豪雨に見舞われた黒木家。上機嫌な智子は黒木智貴の部屋にやってきて、彼にスマートフォンを使った怪談話を聞かせようとするが…?
※上記各短編「登場人物」の項目を参照。
一億満点(黒木智子)
家にいる時のゲリラ豪雨って最高にアガるな(同上)
こんな厳選恐怖エピソード集聞いて真顔とか血も涙もないんか(同上)
ガンガンONLINE初出時の本話は夏休み特別編シリーズ1)の一本目のエピソードとして公開されたが、なぜかエピソードリスト(バックナンバー一覧)上では翌週に公開された夏休み特別編02)の次話扱いとされている(「夏休み特別編0」のページも参照)。なお、下記の前・次話案内はガンガンONLINE初出時の掲載順を記載している。
本話が無料公開(2025年10月現在は終了済み)されている理由は明らかにされていないが、作者の更新告知ポスト(下記「外部リンク先」を参照)にて「(本編の更新が)間に合わなくて特別編になりました」とコメントしていることが関係していると思われる。
「夏休み特別編①」にて智子が立ち読みしていた『少年ジァンブ』はロゴデザインから『週刊少年ジャンプ』(集英社)が元ネタだと思われる。ちなみに過去のエピソードで『ジャンプ』と思しきまんが雑誌が登場した際はそのまま「ジャンプ」と記載されていた(喪40・144)。
「夏休み特別編②」では智子が「洒落怖ゆっくり怪談」を智貴に聞かせようとしていたが、本人が「夏休みの恒例行事」と称している通り、過去の本編においても夏休みと怪談動画を絡めたエピソードが描かれている。高校1年次(喪13「3日目」)では夜中に智子ひとりで「怖い話まとめ 洒落にならない話」という動画を見ており、里崎家へ訪れた高校2年次(喪61)では里崎希心と一緒に「オカルト 洒落にならない怖い話」という動画を見ていた。また、作中で智子が得意げに「小便をまきちらした」と発言したことで智貴からツッコまれていたが、過去2年間共最終的に漏らしてしまうという智子自身が洒落にならない状況に追い込まれてしまっている(喪13「認める」・61)。「夏休み特別編②」ではそのような描写はみられないことから、さすがに3年連続にはならなかった模様。
「夏休み特別編②」の百物語で語られている「き●らぎ駅」の元ネタは「きさらぎ駅」だと思われる。同駅を舞台とした恐怖体験がインターネット掲示板の「2ちゃんねる」(現：5ちゃんねる)に投稿され話題となったことで有名だが、リンク先にも記載されている通り実在する駅ではない。
ガンガンONLINE(アプリ版)では、喪230(前編)3)への更新日に合わせて単行本26巻への収録エピソード情報がエピソードリストに反映されたが、その際に本話を含む夏休み特別編シリーズ全3話に「※単行本未収録」の注釈が追加されており、その後単行本27巻への収録エピソード情報が反映された際に注釈も「※単行本27巻収録」へと更新された。