目次

喪209(前編)

モテないし野球回 前編

基本情報

収録巻 23巻
英題
ページ数 13
初出 2022年9月29日(アプリ)

あらすじ

黒木組映画の早朝ロケエピソード。

とある休日の早朝。黒木智子たちは「野球部が練習に来るまで」という条件でグラウンドをロケに使わせてもらえることになった。ところが、智子は田村ゆりとの会話で吉田茉咲が10分ほど遅刻することを知り、それを聞いていた成田美保から佐々木風夏も遅刻することを報告される。そこで二人が到着するまでの間にキャストの野球シーンの素材を撮影することを決め、各自の個性が強く表れた野球シーンを撮っていくうちに二人と吉田さんの付き添いである田中真子が到着し、早朝ロケの参加メンバーが全員集合した。

全員揃ったことで早速試合のシーンを撮影開始するが、野球に不慣れなキャストたちと智子の過激な演出が相まって、とんでもない展開になってしまう。果たして、智子たちは無事にロケを終了することができるのであろうか?

登場人物

黒木智子 田村ゆり 加藤明日香 根元陽菜 小宮山琴美 伊藤光 平沢雫 内笑美莉 成田美保 楠夏帆 佐々木風夏 吉田茉咲 田中真子

名言

霊長類【ゴリラ】の朝は早いのに…(黒木智子)

私吉田なんかレ●プしないけど!!(内笑美莉)

これがフ●ックボールだ!(吉田茉咲)

吉田さんアジアの武器(※ヌンチャク)は大抵誰かに使ったことあるでしょ(黒木智子)

先輩の映画でこの暗い学校を笑いの絶えない世界に変えて下さい(平沢雫)

補足

本話および次話の副題は、前後編表記にカッコを使用しない珍しいフォーマットとなっており、本話以外ではみられない特徴となっている。なお、単行本23巻には一本のエピソードとして収録された関係上、前後編表記は省略されている。

本話にて野球部が休日も早朝練習を行っていることおよび野球部が来るまではグラウンドを他の用途に使用可能であることが判明した。なお、野球部のグラウンドは智子2年次の終業式エピソード(喪57)の扉絵で描かれたことがある。

本話にて根元さんがデッドボールを食らうシーンが描かれているが、映画のストーリー上、彼女の今後に大きく関わる出来事であったことが後に判明する。詳細は蛍輝祭のオープニングイベントでの上映エピソード(喪216(前編)1) )を参照。

本話および次話にて描写されたスコアボードには第二文芸部【ダイニブンゲイブ】のチーム名がなぜか「ブンイブ!」と記載されているが、前述した上映時のエピソード(喪216(前編)・216(後編))では「ブンイブ!」と記載されていたことから、本来ならば後者が正しいはずである。本話では濁点を付与し忘れたものだと思われるが、単行本23巻でも修正されていない。

ガンガンONLINE公式アカウントからの本話更新告知ツイート(下記「外部リンク」の項目を参照)に前話8ページ2コマ目(真子)をカラー化した画像が添付されている。カラー化されたことで真子の表情の怖さが強調されているが、原典と異なり、セリフの「凌辱」の箇所は伏字処理されている。理由は明らかにされていないが、読者に興味を抱かせるために行った可能性がある。

研究ノート

本話および次話に登場する施設のモデルについて

本話および次話にて智子たちが早朝ロケに使用していた原幕のグラウンドのモデルは、グラウンド自体がいくつもあるため特定は困難だが、聖地研究者が調査したところ、幕張舟溜跡【ふなだまりあと】公園野球場(千葉市花見川区幕張町)が有力なモデルではないかと推測しており、本話のグラウンドに似ている点として幕張珈琲店に行く前に描かれていたコマの屋根とベンチ・スコアボード・智子が「くだらない寸劇」(小宮山談)を始めた際にいたグラウンド入口付近を挙げている。また、ここは原幕のモデルのひとつとされている渋谷教育学園幕張高等学校(千葉市美浜区若葉)の近くにある。しかし背景に描かれている建物のデザインが現実と一致しないという相違点もみられるため、あくまでもグラウンドのみをモデルとした可能性もある。

扉絵

グラウンドにて早朝ロケ敢行中の一コマ。グラウンド内でキャッチボールをしている風夏さんと美保さん。グラウンド外からその様子を眺めながら会話している加藤さんと夏帆さん。そしてバットを手にしている小宮山さんを見つめつつ、飲み物を口にしている伊藤さん。

扉絵

外部リンク


喪208 喪209(後編)

1)
単行本24巻には前後編がまとめられた喪216として収録