6巻おまけ

基本情報

中学時代の小宮山琴美と黒木智貴が初めて出会った様子と、小宮山さんが恋をするきっかけとなった出来事を描き下ろしたおまけエピソード。

小宮山さんは成瀬優と黒木智子が参加している委員会が終わるまでの暇つぶしに野球部の試合を眺めていたが、レベルの低さを実感し図書室へ向かおうとしていたところ、彼女に向かって打球が飛んできた…!

あんたのメールアドレスなんか知らんわ(小宮山琴美)

なんであんな子がこんな奴の弟なのか…(同上)

銀杏の葉が舞っている・『私の友達がモテないのはどう考えてもお前らが悪い。』トリオがマフラーを装着している・智貴が在学している描写から、本話の舞台は小宮山さんが中学2年次の冬であることがわかる。

小宮山さんと智貴は本話が初対面となったが(前述)、「確かクソムシの弟…!?」というモノローグからもわかる通り、彼が智子の弟であること自体は認識していた。そこに至るまでの詳細は『友モテ』喪05「姉弟【きょうだい】」「限界」にて描かれている。

本作品は年代設定が明らかにされていないため、確定であると断言はできないが、単行本6巻の発行日からさかのぼった2013シーズンだと仮定し、作中の「中学の野球部」「軟式の出身」という情報を元に確認すると、2024シーズンも現役続行中である唐川侑己投手が候補に挙げられる。