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鎌田さん

鎌田さん

基本情報

本名 鎌田(かまた)・山口(やまぐち)
あだ名   腐った奴ら(自称)
英語表記
初登場   特別編8
肩書き   中学生・高校生
家族  不明
所属  中学校(○○○中)
幕張本郷高等学校
漫画アニメ研究部

概要

2名とも幕張本郷高等学校の女子生徒で根元陽菜の中学3年次のクラスメイト。中学時代より常に行動を共にしており、初登場時に他のクラスメイトの発言という形で名字が「鎌田【かまた】」「山口」であることが判明しているが(特別編8)、これまでの登場回で顔と名字が一致するような描写がみられないため、それぞれの名字が明確ではない状況が続いている。また、名前も明らかにされていない。

本ページ名については「鎌田」名義で作成されているが、前述の状況および後述する経緯のため2名を一括して取り扱うこととする。なお、本文中では2名の顔と名字が一致するまでは便宜上「根元cm(classmate)女子」と呼称することとし、各項目において個々人に触れる場合はポニーテールの女子生徒を便宜上「根元cm女子1」・ショートカットの女子生徒を便宜上「根元cm女子2」と呼称する。

特徴

根元cm女子に共通する外見の特徴としては、中学・高校時代共に眼鏡をかけており、目が描かれていないこと(本作品におけるモブキャラクターおよびそれに準ずるキャラクター共通の特徴でもある)が挙げられる。

根元cm女子1はロングヘアの黒髪をポニーテールでまとめており、中学時代は前髪がいわゆる「ぱっつん」状態だったが高校時代は前髪を伸ばしており、外見が若干変わっている。眼鏡はフレームが太く、細めのレンズのものを使用しているが、根元さんが高校時代に再会した際の回想(21巻おまけ)では以前の回想時(特別編8)と異なり眼鏡を掛けておらず、若干のゆれがみられる。お絵描きは自身でも「超下手」と自覚している通り得意ではなかったようで、部活動の後輩部員から手伝うようにと強く言われた際には、焦ったような表情をみせながら内心で後輩部員の悪口を言っていた。また、彼女が描いたイラストを目にした田村ゆりも「根元さん描いた人 下手だね……」というド直球な感想を述べている(21巻おまけ)。一人称は「私」(21巻おまけ)。

根元cm女子2はショートカットで先端がハネている黒髪を計4本のヘアピンで留めており、眼鏡は大きめの丸いレンズのものを使用している。根元cm女子1よりも細めの体型をしており、彼女と異なり高校時代での外見の変化はみられない。高校時代の文化祭では、常に行動を共にするほど仲が良いはずの根元cm女子1が後輩部員から責められていた際になぜかフォローに入らず「あっ私トイレ行ってくるね」と発言して展示教室から離れたことから(21巻おまけ)、場の雰囲気を察する力に長けており友人を見捨てることで自分に矛先が向かないようにしている様子が窺える。中学時代は何らかの部活動に所属していた模様(特別編8)。一人称は「私」(21巻おまけ)。

二人ともオタク趣味でアニメを好んでいるが、更にボーイズラブ(BL)のジャンルも好んでいる、いわゆる「腐女子」(根元cm女子曰く「腐った奴ら」)でもある。このことからアニメについての会話をしていた他のクラスメイトの輪には入らず、教室の端でひっそりと男性の裸が描かれているアニメ雑誌を眺めながら楽しんでいる。クラスメイトからは存在を認知されており、アニメ雑誌を読んでいる様子を目撃した時は会話の話題に上げられたこともあった。また、BLの特性上周りの視線には敏感で自分たち以外の他者が入ることを好まない排他的なふしがあり、根元さんが声をかけた際には慌てて雑誌を隠しただけでなく、本人が大丈夫だと言っているにもかかわらず頑なに輪に入れようとはしなかった(特別編8)。高校時代では漫画アニメ研究会という部活動に所属している(21巻おまけ)。

中学時代では趣味が合った人物に対しては表面上では仲良く接しているが、本人のいないところでは露骨に陰口を叩いている。根元さんについては「なんか普段から見下し入ってたよね」「ブリっ子してたし」と上から目線で発言しており、「(根元さんがクラスメイトと)一緒になってすっげー悪口言ってたわ」という事実に反することも話していたことから、ターゲットを下げるためには平気でウソを付ける様子が窺える。根元さんは自分への陰口を叩いていた二人の様子を偶然目撃しているが、再会時には「二人にイヤミだと思われて また陰口言われちゃうかな」と感じていたことから(21巻おまけ)、彼女たちの行為が根元さんにとってかなりショックな出来事だったことが窺える。

高校時代では上記の性格が改善された描写はみられず、部活動においても普段から積極的に参加していなかったり、文化祭の展示では出し物を後輩の女子部員1名1)に事実上丸投げしており、彼女の手伝いもろくに行っていなかったことから年下の人物に対しても冷たい態度を取っていることがわかる。そのことから双方の関係性も良好とは言えず、展示中に何もせずおしゃべりに興じる根元cm女子をみかねた彼女から「(前略)最後ぐらい やって下さいよ」と抗議されてしまうが、根元cm女子1は「こいつ 絵描けるだけでマジえらそー」と内心で悪態を付いており、反省・謝罪するような行動は取らなかった(21巻おまけ)。

高校卒業後の進路については明らかにされていない。

初登場時の根元cm女子

根元さんの中学時代の回想中、前日に放送されていたアニメ2)について三人で談笑している様子が初登場シーンとなった。学校名3)および所属クラスは明らかにされていない。アニメ好きという共通点から根元さんとある程度の関係性を築くが、それに至るきっかけや経緯は作中では描かれなかった。もっとも、根元さん本人はアニメの嗜好ジャンルが異なることから根元cm女子とは必ずしも気が合う関係ではなかったようで、友人のみきちゃんから「ひなと気が合う女子いた?」と質問された時には「うーん… どうだろうね」という曖昧な返事をしている。

また、根元cm女子も根元さんと談笑していたが「一般人」「パンピー」呼ばわりすることで自分たちとは異なる存在であることを暗に示しており、BLのアニメ雑誌を読んでいた時には彼女を仲間外れにするような行動を取っている。その後、雑誌を読んでいた様子を目撃したクラスメイトたちから馬鹿にされてしまい、その場に立ち会っていた根元さんもグルだと認定したからなのか本人不在の席で陰口を叩いており、それ以降根元さんと関わることはなかった(特別編8)。

その後の根元cm女子

根元さんと決別後の経緯は作中では描かれていないが、中学卒業後は2名とも幕張本郷高等学校へ進学している。所属クラスは明らかにされていない。本郷生で同学年かつオタク趣味が共通している成瀬優とは交流がない模様。2名とも3年次の時点では漫画アニメ研究部に所属しており、文化祭にも部の展示で参加しているが自分たちはただただおしゃべりしていただけという自分勝手な態度を取っていた。友人の黒木智子に付き添って本郷の文化祭を訪れた根元さんは、興味を抱いた展示教室にやってきた際に根元cm女子がいることに速攻で気付き、彼女たちも根元さんをチラ見している。根元cm女子と根元さんは意外な形で3年ぶりの再会を果たすことになったが、根元さんは会話内容が嫌味だと取られてしまい、陰口に発展する可能性があることから名乗りをやめている。

その後、根元cm女子1は後輩部員から最後ぐらいは手伝ってほしいと強く言われたことで根元さんの「マンガ風似顔絵」(出し物)を描くことになったが(この時、根元さんは内心では関わるつもりはなかったと思っていた)、その間も二人が会話したり目を合わせることはいっさいなかった。完成したイラストには中学時代の根元さんが描かれていたことから、根元cm女子1が高校生になって外見が大きく変わった根元さんに気付いていたことがわかる。なお、根元cm女子2は根元cm女子1と後輩部員が会話している際に「トイレに行く」という理由で展示教室を離れている(21巻おまけ)。

登場回

特別編8(根元さんの回想) 21巻おまけ

補足

本ページについては、ゲストユーザー4)である参加者の手によって根元cm女子の状況を考慮しない形で新規作成されたという経緯がある。

2名が初登場したエピソードは、ガンガンONLINE初出時では当時開催されていた本作品のイベントと連動していた関係上「BOOK☆WALKER特別編」のサブタイトルで公開されたが、単行本15巻への収録時に「特別編8」へ改題されている。本サイトにて特別編8のリンク先にマウスポインタを合わせた際に「book☆walker特別編」と表示されるのはそのためであり、新規作成当時の名残である。

登場回の項目からわかる通り、根元cm女子は特別編や単行本描き下ろしエピソードのみの登場に留まっており、「モテないし○○」のサブタイトルからはじまる本編にはまだ一度も登場したことがない。

研究ノート

根元さんの決意および交流へのスタンスについて

根元さんが原宿教育学園幕張秀英高等学校入学時に「ー---今度は 上手く演【や】る」と決意したこと(特別編8)や、中学時代にたまたま入学試験を共に受けたこと(喪110)がきっかけとなって気になる存在になっていた智子とクラスメイトになった一年間は最低限の交流しかしていなかった理由のひとつは、根元cm女子との交流が影響しているものと考えられる。

根元cm女子の名字について

根元cm女子の名字については、前述通り「鎌田」「山口」であることが判明しているが、彼女たちが再登場したエピソード(21巻おまけ)が収録された単行本21巻の初版では、根元さんが二人を「生山【いくやま】」「池田」という初登場時とは異なる名字で呼んでいる。この理由としては、家庭の事情などに伴って姓が変わったこと5)や、作者の失念や勘違いなどで違う名字になってしまったことが考えられる。

→デジタル版(電子書籍)は後のアップデートで二人の名字が初登場時の「鎌田」「山口」へ修正されており、後者であることが確定した。

1)
彼女以外の部員の存在については作中描写からは確認することができず、3名だけの小規模な部活動だった可能性がある
2)
ガンガンONLINE初出時は『タイバニ』と表記されており、元ネタは『TIGER & BUNNY』(サンライズ)だと思われるが、単行本15巻収録時に『タ●バニ』へ修正された
3)
原宿教育学園幕張秀英高等学校に合格した根元さんが岡田茜との初対面時に「○○○中」と発言している
4)
本サイトにてユーザー登録を行っていない参加者(編集履歴にはIPアドレスが表示される)のことで、かつてはゲストユーザーも新規ページを作成可能であったが、その後規約が改定されてユーザー登録を行わないと新規作成することができなくなった。登録方法などの詳細は本サイトのトップページを参照
5)
中学時代限定になるが、根元さんと彼女たちの交流がなくなってしまったとしても、クラスメイトなので名字が変わったことについては把握できるはずである
鎌田さん.txt · 最終更新: by syumote